会計士兼タピオカ屋の世界二周目ブログ!

茨城県生まれ。3〜11歳まで中国在住、大学4年時に米国一年留学後、7ヶ月の世界一周。公認会計士として監査法人で勤務しながらキッチンカーでタピオカ屋を起業。2019/5/28よりキッチンカー売却及び監査法人を退職して世界二周目へ。いかに後悔ない人生を送るかしか考えていません😋

DAY175〜176 東欧最後の未開の地・キシナウ、沿ドニエストル共和国🇲🇩

11/14〜11/15

ウクライナ・オデッサを抜け、東欧最後の未開の地、モルドバへ!!!

 


これで通算71カ国目の渡航になります笑

 

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早朝に起床し、7時50分発首都・キシナウ行きのバスに乗り込みました。

(365フリブニャ・1600円)

 


定刻に出発し、五時間ほどで到着。

 


ウクライナ、モルドバのイミグレ共にバスの中で運転手さんがパスポートを一括で回収し、一括で返される形式なので非常に楽です。

 

 

 

残念ながら今回はカウチサーフィンが取れなかったのでホステル泊。

 

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ただここのホステルは安い(6€!!)ながら非常に清潔&共用スペースも充実していてとてもお勧めできるホステルです。

夜には時折キッチンでわいわい飲み会もやっていたり、日本人も泊まっていることが多いそうです。

 


宿に荷物を置き、早速キシナウ観光。

 

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(キシナウ中央市場。雑多な感じがいかにも旧ソ連感を醸し出していますね。。笑)


旧ソ連圏なのでもちろんロシア語も通じますが、モルドバ語は隣国ルーマニア語をキリル文字に変換しただけのようで、基本ルーマニア語も通じます。

そのためラテン気質のルーマニア人らしい陽気な人が多く、かつロシア語も話せるのがモルドバ人って感じでしょうか。

 

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湖を散歩したり、塔に登ったり。

 

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(晩秋のキシナウ。マイナーな国なのもあり特段観光客もおらず、みんな家でのんびりしています。)

 

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(キシナウの階段。ここは有名なオデッサの階段の1.5倍くらいでかいらしい。笑)

 

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(湖畔の先にはなんとレーニン像が。こうやって社会主義のリーダーが堂々と崇められている国っていうのも今時ほとんど見ないので興味深いですね。。。笑)


物価もウクライナから更に下がり、バスの運賃が25円ほど。笑 激安すぎるww

おそらくここかアルバニアがヨーロッパ最安国でしょう。

 

 

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ラテン系らしく、湖にいくと鴨に餌をあげたりしてのーんびり過ごしている人たちが多いです。


またラテン系かつロシア語圏でもあるため、英語を話せる人も多く、ウクライナなどの周辺国よりかなり英語が通じます!😲😲観光客が全然いないにも関わらず!笑

 

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(物価が安いのを象徴しているかのように通貨交換レートもめちゃくちゃいいです。勿論ノーコミッション。もうほぼ市場レートやん。笑)


これといった目立った観光地に正直乏しい国ではありますが、物価も安くお洒落なお店を多く人もいいのでかなり居心地の良い国です!

夜はモルドバの有名バイキングチェーンへ。

 

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これだけ食べて飲んで1000円しないくらい。

 


この国、意外と快適です!!!笑

 


***

翌日。

 


キシナウは大体一通り見て回った(首都ですが半日で歩いて大体見て回れます笑笑)ので、今日は、、、

 

 

 

国際的には認められていない独立国・沿ドニエストル共和国へ!!!

 

 

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(ミニバスに乗り(300円くらい!)直接ティラスポリまで向かえます。)

 

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(こっそり盗撮した沿ドニエストル国境。軽い質問があっただけで、すぐ入国用の紙を印刷してもらえました。ただここに泊まるのは特別な許可が必要なそうなので、基本日帰りです。)


国際的にはモルドバの一部とされていますが、モルドバ政府の統治は一切及んでおらず、独自政府と独自通貨を持った国です。

 


首都はティラスポリという人口20万程の町で、キシナウからミニバンで一時間半ほどで行くことができます。

 


沿ドニエストル共和国はモルドバと違いロシア系住民がほとんどで、政府もロシアとの併合を望んでいるようです。(遠く離れたロシアとくっつく意味があるのかよくわかりませんが笑)

 


国旗も未だに共産旗が描かれていて、レーニン像もあって、まるで旧ソ連に戻ったような感覚になります。

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 (ティラスポリの駅。首都の駅なはずですが、数時間に一本しか列車はありません。笑 ただモスクワまでの直通列車はあるようです。)

 

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(これがよくあるヨーロッパの車載ナンバー(モルドバ)ですが。。。)

 

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(これが沿ドニエストルの国旗。笑 これじゃあどこナンバーなのかよく分からんですね笑)



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(のほほーんと擦り寄る猫さん。平和です。)


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(これが沿ドニエストル共和国の紙幣。他の国ではほぼ一切交換できません。笑)

 


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(またもやレーニン像。)


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(昼食に食べた和食もどきのご飯。笑 後方の黒いものは焼きそばとして出てきましたw)

 


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(沿ドニエストルの政府系建物には、自国の国旗と共にほぼ必ずロシア国旗がついていました。)


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(ティラスポリ。観光客なんぞモルドバ以上にいないので皆ニヤニヤしながらこっちを見ていました笑)


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(I LOVE ティラスポリ像。 まじでなんもないんですけどね笑)

 



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モルドバと沿ドニエストル国境の川沿いで木を彫ってアートを作っていた人と一枚。

すごい皆気さくに話しかけてくれます。笑



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モルドバと沿ドニエストル間を流れる川からの夕日。

 


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沿ドニエストルでは社会主義国らしく戦争時のモニュメントがたくさん置いてあります。

 


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独立戦争の犠牲者モニュメント。


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兵士の行進も行われていました。

 

 

しかしこの国も正直あまりみるとこはありません笑笑

ただ観光しに行くというより、そこに住んでいる人がどういう人なのか、雰囲気を感じたかったので十分なのですが。

 


またここでは観光客が全くもっていないせいか、かなり久しぶりにじろじろみられる感覚を味わいます。笑

イランぶりでしょうか。くすくす笑われているのを感じますw (そこまで嫌な感じではないですが)

 

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(国旗に堂々と社会主義マークがついてるのなんてここくらいなんじゃないでしょうか笑)


昼食をたべ、ぶらぶら街歩きをして、夕方ごろキシナウへ戻りました。

 


なんでヨーロッパの国々ってこんなに細かく国が分かれているんでしょうね。

言語で国が分かれるというのならインドや中国もとっくのとうにぐちゃぐちゃになっているはずですが、やはりヨーロッパの自由度や人々の自尊心がアジアと比べて高いからなのでしょうか。

 

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(やっぱ現地の人も冬のヨーロッパの天気は嫌いみたいですね。笑)


バーガーと共にIPAを飲み、宿でゆっくりしてから夜行バスのウクライナ・キエフ行きに乗車。

 

一言でモルドバをまとめると、ロシア語を話せる社会主義が色濃く残る陽気なラテンの国って感じでしょうか。笑
観光地は少ないけれどもやっぱりこの目で見ないと分からない出来事がたくさんあったモルドバでした。

 


明日キエフに向かったあと、ラトビアへ飛びます!!!

 

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***キシナウ・モルドバの評価***

①人柄:7

②物価の安さ:8

③清潔さ:7

④食べ物:7

⑤自然:7

⑥利便性:4

⑦見所:4

⑧治安:7

⑨気候:5

⑩総合評価:6