11/3〜11/5
ダンスクを出て、今日はロシアの飛地、カリーニングラードへ!
ただバスが早朝に一本あるのみと、中々に交通の便が悪かったので、人生初のブラブラカーを利用!
これは同じ行き先に向かうローカルの人の車に格安で乗せてもらえるシステムのことです。
ただ今回の運転手がロシア語しか話せないこともあり、だいぶグダンスクのホストにやり取りを手伝ってもらったりしました。しかも何故かblabla car.ukのサイトだと引っかからず、ローカルのブラブラカーのサイトじゃないとヒットしないのが面倒ではありましたが😅
ブラブラカーを一時に予約し、待ち合わせ先の空港へ。
少しして無事ピックアップしてもらい、爆速でぶっ飛ばしながらロシアへ。
少しぶっきらぼうな人でしたが、話を進めていくうちに意外といい人だということがわかってきました。なんとブラブラカーで仕事をしていて、いろんな国を行き来するタクシードライバーなんだとか。それにしては1000円弱しか払ってませんが、こんなんで元取れるんでしょうか。笑
ポーランド国境で1時間弱、ロシア国境で30分ほどの待ち時間を経て無事イミグレ通過! Eビザも携帯承認画面を見せたら問題なく通ることができました。
(ロシアサイドのイミグレ。写真撮影は確実に禁止っぽいですが、携帯いじってるふりして隠れて撮りました笑)
3時間ほどで到着し、ATMでロシアルーブルを下ろし、イタリアンレストランでパスタを食べてホスト宅へ。
(Wifiをもらうためだけに入ったはずでしたが、予想以上にしっかりしているお店だったのでがっつり頼んでしまいました。普通にめちゃくちゃ美味くて驚愕。笑)
バスの料金が20〜30ルーブル40円くらいだったので、一気に半額くらいに物価が落ちた感じがします笑
ここカリーニングラードは第二次世界大戦前まではれっきとしたドイツ領で、「ケーニヒスベルク」というドイツの港湾都市でした。
それが独ソ戦にソ連が勝利し、グダンスクなどの西プロイセンはポーランド領、ケーニヒスベルクなどの東プロイセンはソ連領となったのです。
ソ連支配後は元々いたドイツ系住民は全て東ドイツなどに追放され、中心部のドイツ系建物などは全て破壊。ソ連式の巨大集合住宅などにとって代わられることとなり、名前も当時のスターリンに次ぐリーダー「カリーニン」の死去に伴って「カリーニングラード」と名前が改められました。
ドイツもかなりやらかしてるけど、ソ連も徹底してますよねw やっぱ戦勝国のやることってほんとスポットが当たらないなあと思います。
ホスト宅は7歳も息子さんを育てる(おそらく。なんかつっこめない雰囲気やった)シングルマザーのご家庭。
この息子さん、フツーは物怖じする年頃なのに死ぬほど絡んでくる!!!!笑
(一緒にボクシングしてボコボコにしてやりました笑)
毎日のようにいろんなカウチサーファーを受け入れているかららしいですが、それにしても激しく、肩車やぐるぐる回して目を回すのがお気に召したらしく、無限にやってくれコールが続き(ロシア語で)、しまいには興奮しすぎて遊んでる間に自分のズボンにおもらししてションベン垂らされるというwwwww
こうやって写真で見ると可愛らしいんですけどね。笑
お互い疲れきるまで遊んで死んだように寝て、ロシア一日目が終わりました・・・笑
***
他のヨーロッパ地域同様、ここもどんよりした冬天気ですが、気合いを入れて昼前から観光開始!
(なんともお洒落なカフェ。ロシアでもこんなところがあるとは・・・笑)
(スーパーマーケット。11月ですがもうサンタがそこら中に鎮座しています。通貨もルーブルになり、ポーランド物価の半額ほどになりました。)
(ここはプラネタリウム。。。ではなくショッピングモールの中。屋根がお洒落なのはいいんですが、肝心のモール内まで暗くなって正直どんよりした雰囲気がしていました笑)
モール内で昼食。バイキング形式でとても美味しく、これだけ頼んで800円くらい。
街全体、モール全体が暗いので、食事も美味しそうに撮れなかったのが残念ですが。。笑
中央駅。意外と列車も綺麗。ここからリトアニアやロシア本土にまで発着しています。
カリーニングラード駅前のトラム。40円くらいでトコトコ走りながらどこまでもいってくれます。
その後駅から3、40分ほど歩いてロシア軍潜水艦博物館まで向かいました。第二次世界大戦で主に独ソ戦で活躍した潜水艦の中身を見学することができます。
(潜水艦内部。操縦室や制御室などがほぼそのまま残されています。)
(ロシア語でコマンダーと書いてあるのでおそらく船長室。ここ以外は全て2or3段ベットでした。。。)
(こんな狭いところで何ヶ月も大勢の人と暮らしてたらだいぶ精神的にやられそうやわ。。。)
(世界の潜水艦紹介。日本・海上自衛隊の潜水艦も「ヤポーニャ」としてしっかり載っています。)
普通こういうミリタリー施設は観光用にだいぶ簡略化されているところが多い気がしますが、さすがロシア、退役した後のほぼそのままで残されていました笑
その後歩いていてぶち当たった、ドイツ時代は教会だったところを全て壊し、よくわからない無機質なビル群を建築した「ソビエトの家」。
集合住宅やオフィスが入っていたらしいですが、今はあのブルガリアの共産党本部にも引けを取らないほどの廃墟と化しています。てかなんで中心部なのに取り壊して改築しないんだろ???その隣には映画館も入る大規模ショッピングモールまであるんだから不思議。
バスターミナルでリトアニア行きのバスをとり、夕食に見つけた日本食屋さんへ。
カツカレーをオーダーしましたが、、、
フツーにうまい!!ご飯とカレーの量がちょっと少ないけど。
やはり昔と比べて海外も日本食のレベルがかなり上がってきているのをヒシヒシと痛感します。
必ずしもNON日本人経営=ヤバイ、って図式は成り立たなくなってきてますね。
(ロシアのマクドナルド。全てキリル文字なところからもロシア人の英語のできなさを感じます笑)
てかロシア料理食べないんかい??って感じだと思うんですが、正直ボルシチもウクライナで食べたし(というよりボルシチはウクライナ料理笑)、東欧の料理はどこも似通っているんですよね。我々アジア人からしたら。まずくは全くないんですが、少々飽きてきます。笑
(カリーニングラード中心部。道幅がかなり広く、奥にはロシア正教の教会が見えます。)
帰宅し、また激しく9歳の息子さんの相手をし、これでもかというくらいブランコやぐるぐる回しをしたり、パズルやチェスも対戦。(というよりこの歳でチェスができるのがすごい)
またホスト宅がある郊外は中心部とは違いドイツ時代の赤い屋根と煙突の建物が色濃く残っていて、ホスト宅自身も築100年超えのドイツ建築らしいです。というよりレンガで作ってるからなのか、軽く100年超えてくる建物ヨーロッパ多すぎな気がしますw すごいよなあ。
そんな感じで初ロシアは終了!!次はバルト3国南端の国、リトアニアへと入っていきます!!
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***カリーニングラード・ロシアの評価***
①人柄:6
②物価の安さ:8
③清潔さ:6
④食べ物:6.5
⑤自然:7
⑥利便性:7
⑦見所:6
⑧治安:7
⑨気候:5
⑩総合評価:6.5