3/8~3/12
丸二日一緒に行動したフランス人グループとのアマゾン冒険を終え、スピードボートでレティシアへ戻りました。
アマゾン流域の集落の唯一の公共交通手段、スピードボート。
ツアーで乗っていたボートの3倍くらいのスピード(50kmくらい)でアマゾン川を駆け上りました。
1時間ほどでレティシア到着後、さっとシャワーを浴びて荷造りをし、イキトス 行きの大型船へ乗り込みました!!!
レティシアから小型船で対岸のペルー側からイキトス 行きは発着しています。
船内の様子。2階がVIP,ここ1階がノーマル席でしたが、十分椅子は倒れるし十分快適でした!
(ノーマル席で約二千五百円。)
500kmほど離れたイキトスまで所要15時間ほど。
夜7時半に出発し、2時間ほど遅れ到着したのは午後2時半くらい。
実に19時間もかかりました笑
港で待ち構えていたタクシーの客待ちをかわし、お昼ご飯。
これでたったの5ソル!(150円)
ペルーに入って食が美味しくなったのを目に見えて実感します。
イキトス市街。ここは陸路でアクセスすることのできない世界最大の都市です。(人口30万くらい。)
タクシーではなくバイクを改造したリキシャーが主要交通手段です。
見辛いですが、よーく見ると子猿が犬の上に乗っかっています笑
振り払おうともせず仲良くしているのを地元の人たちも物珍しそうに見ていました笑
夕飯はペルー名物、サーモンのマリネ・セビーチェ!!!
少し酸味があって、ジャガイモやトウモロコシと共に食べます。うまし!!!
イキトス最初の2泊はカウチサーフィン宅。
正直かなりの貧民街にあり、バラック小屋での宿泊で、水も断水して一日に3時間ほどしか出ず、巨大ゴキブリがいたり笑、中々の生活でしたが楽しめましたw
***
翌日はぶらぶらイキトス市内を散歩。
この頃から徐々にコロナが南米にも入り始めてきていて、ニュースはどこもコロナ一色でした笑
(ただこの頃は、まさかこの後南米諸国が次々と国境封鎖し始めるとは夢にも思っていませんでしたが。。。)
イキトス沿岸のアマゾン川流域風景。
夜までブログを書いたりしながら時間を潰し、そして深夜10時からは。。。。
かの有名なマヤ文明伝統の麻薬療法・アヤワスカにチャレンジ!!!!
イキトスのツアー会社に行くと、ジャングルツアーと同じくらいメジャーなアクティビティとしてアヤワスカがあります。
ジャングルの中でも行うことができますが、倍以上高かったのでイキトス近辺のシャーマンが住んでいる家の中で行うことにしました。
ツアー会社のおっさんと原付でニケツして、夜10時半頃にシャーマン宅へ。
アヤワスカはただそれを飲むだけでなく、シャーマンと呼ばれるペルー政府公認?の呪術師のような人が幻覚作用を起こしている間に歌い続けることにより、その効果をより増幅するために存在するようです。
コーヒーのような色をしたアヤワスカ100mlくらいを一気飲みしました。。。。
世界で最もまずい飲み物☠️☠️☠️と名高い飲み物のため、味を感じないよう一気にいきました。
ちなみにアヤワスカはアマゾンに自生する植物で、アヤワスカと他何種類かの植物を混合し、煮詰めることによってできるみたいです。
なお、
アヤワスカはLSDの100倍の幻覚作用を持つと言われていて、
主な症状として幻覚作用の後、強烈な吐き気と下痢を催します。
アヤワスカを飲んで20分ほどするとシャーマンが歌い始めます(おそらくケチュア語)。
するとベンチに座りながらも、だんだんと視界がぼやけてきて、自分の位置感覚がなくなってきていることに気づきました。
30分ほどフラフラした感覚が続いた後、強烈な吐き気が。。。。
事前に配られていたバケツを手前に引き寄せ、3度ほど吐きました。。。。笑
これを予想して昼夜抜いたかなりの腹ペコ状態だったのにも関わらず、10分ほど吐き続け、気づくと(明かりを消していてよく言えなかったせいもあるのかもしれませんが)ドス黒い液体がバケツを支配していました。。。
これがアヤワスカの浄化作用なのでしょうか。本当はインドのアーユルヴェーダのように1週間ほどかけてゆっくりとトリートメントを受けることにより、体に溜まった毒素を抜ききることが出来るようです。
ただ双方の違いは、アーユルヴェーダは食生活改善やマッサージをメインとするのに対し、アヤワスカは薬物で強制的に毒素を抜くこと。笑
そして吐き気がおさまったと思ったら、今度は下痢の症状が。笑
3度ほどトイレに駆け込み、下から毒素を抜くことになったのでした。。。。
夜10時から始まり、永遠にも思えたアヤワスカの効力が次第に抜けてきて、深夜2時頃に儀式は終了。
吐いたのは僕だけだと思っていましたが、ガイドさん(真ん中。右がシャーマン)も思いっきりゲーゲー吐いてました。笑
フラフラな状態で何とか家まで戻り、死んだように寝たのでした。。。。
***
翌日。
昼の12時頃に起床。
ようやくアヤワスカが全て抜けきった感覚があり、少なからず毒素が抜けて体が軽くなった感覚もしてきました!!
ただ摂取している最中は本当に辛く、マリファナと違って快感時間が極端に短く(個人的な感想です笑)、後の時間はひたすら吐き気と下痢に耐える苦行だったのでもうやりたいとは思えませんが。笑
マリファナをケーキの中に練りこんだ「ハッピーブラウニー」ですら効き目が強すぎて最後には吐きまくったので、やっぱり僕は大人しくアルコールだけで十分だと感じました笑
今日から別のバックパッカーが泊まりに来るので2泊でホストとはバイバイ。貧しい一家でしたがそんな中でも泊めてもらったことには感謝です。
市内中心部のホステルに移動し、その後ご飯。
南米のどこでもメジャーに食べることが出来る(主にコロンビア&ペルー)ロモサルタード。無難にうまし!
昨日の昼夜抜いて吐きまくってからのロモサルタードはかなり重かったですが、旨かったのでよしとします。笑
今日はアヤワスカのダメージを回復すべく1日休養。
正直かなりボロボロな生活だったホスト宅からのホステルは、ドミトリーだったもののめちゃくちゃ快適に感じられました笑
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翌日。
今日はコロンビア・レティシアに続くイキトスでのアマゾンツアー第2弾!!!(^∀^)
南アフリカ人・フィンランド人の男たちと共にボートでジャングルへ繰り出しました。
ボート出発手前にある市場ではワームが売られていました。。。。みんなで顔を見合わせながらもチャレンジ!!!!
焼いたものは塩が振られていて、意外と行けましたが。。。。
来ました、生きたワーム。笑
昔youtubeで「ナスDの大冒険」っていうクレイジージャーニーなような番組がやっていたんですが、まさかそこでやってたワーム喰いを自分がやる日が来るとは。笑
ええ、食べましたよ。頭をその場で引きちぎって。笑
。。。なんかミルクのような味がしました。
おそらくプロテインは非常に豊富なんであろうことは想像がつきます。
ただ見た目がグロイだけで、味はそこまでやばいものではありませんでしたね。
もう一回食べたいとは思いませんが。笑
その後ボートに乗ってイキトスのジャングル冒険!
ジャングルにはこうやって美味しいフルーツがそこかしこに落ちています。
しかもどれも見たことないものばかりなのに美味しいのが面白いです。
このトゲトゲの木は先住民が武器として使っていたのだそう。
ヤシの木のジャングルを通って、昼食があるロッジへ。
このマンゴーがほんと死ぬほど美味しかった。笑
日本が食で海外に負けている数少ないものの一つがフルーツだと思っていますw
昼食後、またボートに乗って、希少動物や怪我をしていた動物などを保護している施設へ。
といっても、動物園のようにん檻に囲まれている動物は少なく。。。
こんな感じでインコがたくさんいたり。
特に鎖も付いていないのに全く逃げません。笑
でた!アマゾンの象徴・キツツキの仲間・トウカン。(日本語名はオオハシ)!!
最近は数が激減してしまっているらしく、こうやって保護されています。
ナマケモノ。ちなみにこれは交尾中らしいですが、あまりにも動かないので何をしているのかぱっと見ではよくわかりませんでした。笑
サトウキビを木を使って原始的に絞り、砂糖を抽出。
よく東南アジアとかにサトウキビジュース屋さんがあったのを懐かしく思い出しました。笑
ただ原液は甘すぎて美味しくはなかったですね。。。w
野放しにされているお猿さんは非常に人懐っこく、こうやって抱っこすることもできます。
そして突如ガイドさんが池の中に入ったと思ったら、何やらそこからデカいものを取り出して。。。。
池の中に入っていたアナコンダを巻いてもらいました!!!!笑
ベトナムでも巻いてもらったことがありますが、元々アナコンダは水生で、基本的に沼地にいるんだそうです。
めちゃくちゃ楽しませてもらったガイドさんに少額のチップをあげてイキトスへボートで戻りました。
アナコンダやいろんなエキスを配合したアマゾンのバイアグラ。笑笑
薬用養命酒のような味がしました。少量では特に体に変化はありませんでしたが笑
アマゾン最後の夕暮れ。
他の地域では絶対に体験することのできない濃い日々でした。。。。笑
夕飯にどでかい海鮮チャーハン(完全に頼む量間違えた。。。)を食べて、アマゾン最後の夜が終わりました。
この1週間でどれだけ蚊に刺されたんでしょうか、もはや足が虫刺されであざのようになってきました。。。泣
でも本当にどれも貴重すぎる体験でした。メンタルも一段と強くなった気がします笑
次回は五年ぶりのペルーの首都・リマへ!!!!
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***イキトス・ペルーの評価***
①人柄:7.5
②物価の安さ:8.5
③清潔さ:5
④食べ物:6
⑤自然:10+
⑥利便性:3
⑦見所:7
⑧治安:6
⑨気候:6
⑩総合評価:7