9/24~9/27
バクーから寝台列車に乗り込み、翌日の9時過ぎごろ無事にジョージアの首都・トビリシに到着。
バクーからトビリシへ。いかにも旧ソ連チックな見た目です。
入国審査も車内まで一室一室入国審査官が来てくれるので非常に楽です。
パスポートを一瞬出して自分の番が終わったらまたすぐ爆睡してました笑
車掌のおばさんがうるさく、1時間くらい前から準備しろ準備しろうるさかった以外は快適な時間を過ごせました笑 インド以来の寝台列車でしたが、圧倒的にクオリティは高いし何より体力をあまり消費しないので本当にオススメです!
(朝食に食べたシャワルマ。このボリュームで4ラリ(130円)。めちゃ美味しかったです)
今回は今後アイスランドでのレンタカーシェアをする人集めを目的に久々の日本人宿「Comfort Plus Hostel」に宿泊。
正確には日本人宿ではなく、ジョージア人が経営している宿なのですが、快適なゆえに日本人の常宿となっている宿です。笑
噂通り宿は安いしめちゃくちゃ綺麗!!!
どのくらい綺麗かというと半日に一回の頻度でトイレを磨きまくっているくらい綺麗です。笑
トビリシメトロ。ジョージアの国旗色の赤白で統一されています。カッコよくて個人的にこの色合いとても好きです!
しかし残念なことに既にオフシーズンだったためほとんど宿泊者がおらず、僕含めて3、4人くらいしかいませんでした。笑
ただ9年間ずっと旅を続けている方がいたり、夜はワインを一緒に飲んだりしてそれでもかなり楽しめはしたんですけどね笑
こんな感じのホステル入口。ひっそりとしているのでかなりわかりづらいかも。
後このホステル、かなり中心部から遠いです。メトロ中央駅から5駅ほど行き、なおかつそこから坂を15分ほど歩くので、だんだんと中心部まで出るのが億劫になってきますw
ホステルの中庭。ホステルのおばちゃんがここでいつものんびりしてます。
メトロの地下エスカレーター。旧ソ連の国々のメトロは本当にどこもめちゃくちゃ地下が深いです笑
昼過ぎから頑張って中心部へ観光にでました。
ただ一人で行くのも面白くないなと思ったので、バクー同様カウチサーフィンの「Hangout」機能を使用して、
サウジアラビア人とアルゼンチン人と共に観光。
ジョージア国旗。イングランドの国旗を4つ足したような感じ。めっちゃカッコよくて大好き。
まずはみんなでSIMカード(14日有効で10GB10ラリ(380円))を購入し、
その後旧市街の上にある城砦に登って市内を一望。
途中の教会。教会なんてどれくらい久々に見ただろう・・・・
澄んだ快晴のもとに広がるトビリシは、市内中心部を川が流れ、ヨーロッパ建築の建物と共にユニークな橋がかかる非常にお洒落な都市です。
ひゃー!めちゃくちゃ綺麗!!もう完全に景色がヨーロッパになりましたね・・・・笑
仲良くなったサウジ人&アルゼンチン人と。お酒飲むサウジの人は初めて見ました笑
みんなとぷらぷらと歩き、ワイナリーへ!
そう、ここジョージアはワインの発祥地でもあるため、そこら中にワイナリーがあるのです!!!o(*>▽<*)o
しかも大抵のワイナリーが無料で試飲させてくれます。
土の中に酒が入った土器を埋め伝統的なジョージア流ワイン醸造法。ちなみにこの手法は日本の和食と共に世界無形遺産に登録されたのだとか!!
ジョージアのワイン作りは歴史が古く、なんと8000年近く前から生産されているのだとか。
試飲後、セミスイートワインの赤を購入。
僕でもわかるくらい質がよく美味しいと思ったワインですが、なんとお値段15ラリ。(500円)
これでもかなり高い方で、最安では3ラリ(100円)から1Lのボトルワインを購入することができます!笑
もちろんワインだけではなくビールも充実。
もう天国ですわ😇
みんなカウチサーフィン繋がりで仲良くなった方々と。
試飲だけですっかりほろ酔いになった後、
さらにみんなでビールを飲みに行きました。笑
程よく涼しい中でのビールは最高です!!!w
もっと飲みたかったですが、今夜は先約が。
そう、今日は日本のカレーを自炊するのです!!!笑
宿に長期滞在している日本人の方2人と話している時、
「あ~~~日本食食べたいな~~カレーとかな~」
と言っていたので、
「? あ、僕カレールー持ってますよ?」
と言ったときの二人の驚きようが半端でなく、死ぬほど嬉しそうでした笑
勝手に神扱いされ、僕はカレールーを供託したのみで、飲みに行っている間に二人がせっせと仕込んでくれました。
やっぱカレーうま!!!!!
何より豚肉なのが嬉しい。
イスラム圏ばかりで、まともに豚肉を食べていなかったのもあり、余計美味しく感じます笑
今日行ったワイナリーで買ってきたセミスイートワインを飲みながら楽しい夜は更けていきました・・・
***
翌日。
まだまだトビリシ市内を見て回りたいところですが、天気予報的に明日以降が雨っぽいので今日はかの有名な!!「天国に一番近い教会」に行ってきました!
こんな感じのミニバンで向かいます。中央駅か南バスターミナルから出てますよ〜
結論から話すのが好きなので結論から言っちゃいますと・・・・・笑
めちゃくちゃ良かったです。久しぶりに身震いした。
マルシュートカ(10ラリ。ぼったくられるのでそれ以上出さないように!)に乗り、ジョージアの軍用道路を進むこと3時間半ほどで到着します。
ちなみにジョージアには国際的には認められていない独立国「南オセチア」と「アブハジア」共和国が存在します。しかし独立しているといえどほぼロシアの属領のような形で、ジョージアからはアクセスすることができない状態です。ウクライナとかもそうだけど、なんかただでさえ国土小さいのにロシアに持ってかれて可哀想だなあ・・と小学生並の感想を持ったワタクシでした。笑
途中のトイレ休憩でもワイナリーが。本当にワインが日常生活に浸透しているのを感じます。
トビリシより5度近く気温が下がった山あいのロシア国境にほど近い村「ステファンツミンダ」が教会への最寄りの村になります。
トレッキング前のブランチ。八百円くらいしたけど美味しかった。
ここから1時間半ほどトレッキングをして頂上の教会を目指します。
1時間ほど山を登った時の光景(奥に見えるまちがカズベキです)。すでにかなり圧巻な風景です。
昨日のカウチサーフィンで仲良くなった中国東北部出身の女の子と共にはぁはぁ言いながら登りましたが、
ふと振り向く途中からでもめちゃくちゃ景色が綺麗!!!!
夏から秋への移り変わりを示す、紅葉する木々と原っぱ。
普段は圧倒的に個人より複数人で旅するのを好みますが、こういう幻想的な風景だと逆に一人でクラシックとか壮大な曲聴いて浸ってたいですね・・・厨二病なので笑
なんだこの光景・・・天国か・・・・
奥の山の頂上とか登ってみたいなあ。
結構観光地の写真を事前に見たりすると、実際に見た風景とはだいぶ異なることが多々あるものですが、ここは本当にネットで見たのと同じ、もしくはそれより感動する風景に出会えます!!!
教会頂上。
壮大すぎるなこの風景。てか俺めっちゃ背中丸まってるやん。
ただしっかり天気予報を見て晴れの日に行かれることをお勧めしますよ~!!
またさらに時間がある人は教会の先の氷河まで1泊もしくは2泊3日で行くのもいいそうです。
麓にくだってから食べた豚肉スープ「オーストリ」。めっちゃうまい。てか豚肉を食べられることに感動。
ジョージア流餃子「ヒンカリ」。ちなみにこの先の東欧でもよく見かけました。
肉汁たっぷりでめちゃくちゃ美味しいです。しかも一つ数十円くらい!
その後タクシーに乗って(マルシュートカがいくら待ってもきませんでした・・・)トビリシまで戻り、8時半ごろ宿へ戻りました。
久しぶりに自然にあそこまで感動しました。2ヶ月前のパキスタンのフンザ以来かも。
***
クッタクタだったので昨日の夜はパンと残ったワインを飲んで死んだように寝てました笑
10時前に起床し、今日は市内観光!
お昼には長期滞在しているタカさんとノブさんの二人がトビリシのラーメン屋へ連れてってくれました!
半年前にオープンしたばかりらしいラーメン屋さん、アカサカ。
めっちゃ日本やん。こんなありきたりのを見るだけで嬉しい。
お勧めのラーメンセット(ラーメン&ご飯&サラダ、13ラリ)を注文。
大概海外のラーメンは麺のコシがなくてパサパサか、スープに全くダシが効いておらず水のようになっていたりなど、日本じゃ考えられないくらいのクオリティなことが多いですが、ここのは本当に美味しい!! 正直驚きました!
麺もしっかりとコシがあって伸びておらず、何より味玉が絶妙な茹で加減!
イスラム圏じゃ考えられない豚骨スープなのもまた泣きそうになりました😂
締めには抹茶アイス。これまた絶品。笑
是非トビリシに来た際にはラーメン屋「AKASAKA」へ立ち寄ることをおすすめします!!!
また宿からラーメン屋に向かう際に京大卒の日本人の23歳の男の子で、10月から2年間ジョージアでワインの勉強をしにジョージアの大学に通う!!という子と出会いました。
確かにワインセラーを開くにあたってワインの勉強を大学でしてたら箔が付来そう!そこには考えが及ばなかった!と感嘆しきりでした・・・是非とも立派になって開いた彼のワインセラーでタダ飲みしまくりたいものです。笑
その後はトビリシが一望できるお洒落なキャッフェで数時間作業したあと、(フルーツドリンクがめちゃくちゃ甘かった笑)旧市街まで歩いて町歩き。
それにしてもジョージアの国旗本当に格好いいと思う。
イギリスのウェールズの国旗に十字架をさらに足した感じですかね。
これのジャージとかワッペンとかあったら欲しいレベル。笑
イスラム圏じゃほぼ考えられないユダヤ教の教会もちらほら。
旧市街までぶらぶら数キロ歩き、行った先は、、、、
公衆浴場!!!!
なんと旧市街のど真ん中に公衆浴場があるということで、サウナーの私にとっては見逃がせるはずがなく笑、カフェから一直線に向かったのでした笑
サウナも付いていて、一人5ラリ(180円)!安い!
しかも着替え場の手前に日本でもたまにある簡易美容室が併設されていたため、ここぞとばかりに行ってきました!笑(カット5ラリ!やす!)
結果は、、、
刈られまくりました笑笑
まあここまで短くなればあと2ヶ月半日本に一時帰国するまで切らんでいいこと間違いないので良しとします笑
浴場は意外とマナーに厳しく、ちゃんと体を隅々まで洗ってから入らないと怒られます笑
シムケントの時同様、アカスリもありましたが、屈強な男性係員がフル●ン状態で寝そべってる男を擦りまくるなんともシュールな光景が繰り広げられていました笑笑
でもしっかり浴槽も硫黄の匂いがするし、サウナも良き!!!唯一あるとすればサウナ後シャワーの冷水しかなく飛び込むプールがなかったことくらいでしょうか。写真は撮れませんでしたが是非行ってみてください。旧市街のど真ん中にありますよ。
ホクホクしながら浴場をでて、丘の上にあるジョージアで一番大きい教会まで歩きました。
残念ながら中には服装規定があったため入れませんでしたが、夜景はすごく綺麗でしたよ!
夕焼けを見ながら黄昏たあと、地下鉄にのり中央駅まで行き、有名なジョージアレストラン「チュリ」へ。
同じ宿に泊まる日本人の方3人と合流し、食べましたが、、
め、めちゃくちゃ美味え!!!
流石は半年近くジョージアで生活するタカさんの四人分の最適量の注文により、素晴らしく美味しいジョージア料理を堪能することができました。
みなさん本当にありがとう!!!!
ちなみにジョージア料理は大半が中華同様一皿一皿がデカイため、複数人で食べに行くのが鉄板。
そういう意味でも一人じゃまず注文できない料理も頼めたので本当にありがたかったです。。笑
ジョージアに半年以上住む玄人バックパッカーの二人。でも余裕でそのくらい住めるくらいジョージアは居心地が良かったです。
宿に戻ったあとも残ったワインを片付けるとの名目で飲み笑、ジョージア最後の夜を楽しく過ごしましたとさ、、、・:*+.*1/.:+
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***トビリシ・ジョージアの評価***
①人柄:7
②物価の安さ:8
③清潔さ:8.5
④食べ物:9
⑤自然:8
⑥利便性:7
⑦見所:8.5
⑧治安:8
⑨気候:8
⑩総合評価:9
*1: °ω°