会計士兼タピオカ屋の世界二周目ブログ!

茨城県生まれ。3〜11歳まで中国在住、大学4年時に米国一年留学後、7ヶ月の世界一周。公認会計士として監査法人で勤務しながらキッチンカーでタピオカ屋を起業。2019/5/28よりキッチンカー売却及び監査法人を退職して世界二周目へ。いかに後悔ない人生を送るかしか考えていません😋

DAY74〜76 遂に中央アジア!!またもや過酷な中国・キルギス国境越え🇰🇬

8/9〜8/11

 


新疆時間午前5時に起床し、5:40頃タクシーに乗ってバスターミナルへ向かいます。

 


今日から遂に中央アジアへ!!!!

 


キルギス→カザフスタン→ウズベキスタンと攻めていく予定です。

 


ただパキスタン→中国越境と同じくらいメンドくさいと言われているのが中国→キルギス国境。

 


ある人はイミグレで6時間拘束されたとか😅😅😅

 

 

 

バスなどの公共交通機関は全て北京時間で表記されているので、iphoneの時間(新疆時間で同期されます)と二時間違うのも面倒なトラップでもありますので注意してください笑笑

 

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(キルギスへ向かう緩衝地帯での友人たち。)

 

ややこしいので、今回の越境にかかった時間から書きたいと思います!!!

 


⬇︎⬇︎⬇︎

新疆時間

6:00 バスターミナル(カシュガル駅隣)到着

6:20 チケット販売開始7時出発ウチャ行購入

6:50 シェアタクシー出発

8:30 チェックポイント

8:50〜10:30イミグレ

10:30〜13:00 国境へ

13:00〜14:30 国境休憩、昼飯

14:30国境通過

14:35〜15:00イミグレへ

15:00〜16:30 イミグレ通過

 

 

結論から申し上げますと、なんとか無事に通過することができました😭😭😭

 

 

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カシュガルバスターミナルに到着しチケットを買ったあと、ウチャのチェックポイントまで何故かタクシーに乗るように指示され、ぼったくられるんじゃないかと警戒していましたが、これが正規のシェアタクシーのようです😅😅

(ただ、ウチャ市内からチェックポイント(イミグレ)までの追加料金10元取られます。)

 

 

 

ただこのチェックポイントからイミグレまでが無駄に1km強あって遠く、かつ誰もまともに行き方を教えてくれません。笑笑

 

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パスポートチェックを通過したら、そのまま1kmほどひたすら直進すると赤いイミグレ施設があります(出境とかいてあります)ので突き進みましょう。

 


このイミグレは非常に長いです、、、

 

 

 

タシュクルガンから共に行動しているケイさんと二人で行きましたが、ケイさんの携帯だけ取り上げられ、僕だけ中国語が話せるのでひたすら、

 

 

 

「旅の目的は?」

 


「中国で何を見たの?」

 


「予算いくらで、どういうスタイルの旅してるの??どうやって現地通貨を毎回入手してるの??」

 


「俺の車日本車なんだけど、やっぱ日本車のクオリティいいよね(爆)」

 


「てかおススメの車ある??」

 

 

 

・・・最後の15分くらいは完全に無駄話でしたね笑笑   

途中で中国語のボキャブラリーが尽きて学習不足を痛感しました。マジでこの一周終わったら1ヶ月くらいガチで留学したい。

 


やっとイミグレを抜けた後、1台400元のタクシーに乗り、国境へ。ここからは一人で中国を周遊されていた日本人のスナオさんとも合流。

 


てかパキスタン中国国境もそうだったけど、なんで国境じゃなくてその手前100kmくらい離れたところにイミグレ置くんでしょうねw訳がわからん。。

 

 

 

国境到着後、運転手から、

 


「北京時間13:00〜16:30まで昼休み休憩だから国境閉まってるよ。」

 

 

 

って言われました。

 

 

 

 


た、怠慢すぎやろwwwシエスタでもしてんのかwwww😂😂😂😂

 

 

 

日本だったら今頃暴動デモが起きていること間違いないですね。このネタ前も使った気がしますが。

 

 

 

仕方なくゆっくり国境の食堂で中華の昼飯。

 

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うまかったですが一皿35元くらいでかなりお高めでした。

 

 

 

シエスタ(笑)が終わり国境のゲートが開いた一番乗りに入りました。

ここでは流石にもう今まで検査受けまくってるし出国するだけなのでパスポートチェックのみでスルー。

 


ここから更に10kmほど緩衝地帯のような鉄条網に覆われたエリアを超えて、やっと本当の国境へ。笑

 


ここでもパスポートチェックをしたのち、ここでタクシーとはお別れして、また1kmほど歩いてキルギス側の国境へ。

 

 

 

な、なげえーーwww   てか同じ中国内なのに緩衝地帯みたいなのってなんでいるの?www

 

 

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(キルギスイミグレ。)

 

長かった中国イミグレでしたが、キルギス側はイミグレのパソコンが壊れるアクシデントはあったものの、ほとんどスルーで通過。

 


ただほかの人にはほぼスルーだった入国審査官が、何故か自分の髭面がパスポートと違う!!と言い始め、顕微鏡で偽パスポートが調べられ、パスポートのサインまでさせられるという事態にはなりましたが。笑笑

 

 

 

審査官の前で漢字書きまくってなんとか本人だということを証明し、通過した後、タクシーでオシュまでいきます。

 

 

 

そのはずが、、、、

 

 

 

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(途中代わる代わる何故かタクシー運ちゃん一家の人たちが運転してました笑)


なぜかタクシーの運ちゃん、草原のど真ん中の自分の家で停車笑笑

 

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オシュまで行くの遠いし今日はここで一泊して、明日の朝行かないかというオファーを頂きましたwww

 

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(馬に乗らせてもらいはしゃぐスナオさん。笑)


早く着きたいのは山々でしたが、キルギスの草原で遊牧民族と共に寝るなんて面白すぎる!!!ということであっけなく了承。この日はゲルで寝ることになりました笑笑

 

 

 

着いたのは17:30くらいだったので、家族と遊んだりしてたのですが、4人兄弟の三歳の末っ子が恐ろしく暴君。笑

 

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写真だけだと可愛く見えるだけだと思いますが、車に入っていってエンジンかけてクラクション鳴らしたり、

人に馬乗りになって駆け回ったり、

人に唾かける遊びに恍惚の表情になったりと、

クレヨンしんちゃんの顔負けの暴れぶり。笑笑

あまりにもすごかったので途中からチンギスハーンって呼んでましたw

 

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しかも三歳なのにロバや馬にも乗り始めてて、握力も15〜20kgくらいある。

 

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遊牧民族の体力は半端じゃないってのがよく分かりました笑

 

 

 

それに対して年上のお姉さん達は優しくて愛想も良く、Google翻訳で英語⇄ロシア語の翻訳をしながら楽しく会話してました。

 


ニコニコしながら、

 


「26歳なんだ!いつ結婚するの?」

って聞かれた時にはドキっとしましたが。笑

 

 

 

無難な答えを返してしまい、

「今日って返しとけよ!!!」

とケイさんに突っ込まれた時は確かにと思いましたが。笑

 

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(三歳児が暴君なのに対し、お姉ちゃん達は本当に可愛くていい子達でした。)

 

ちなみに国境を超えた瞬間に中国語は一切通じなくなり、ロシア語かキルギス語しか通じません。

 


少しは中国の影響受けてそうと思ったんですが、流石は旧ソ連圏ですね、、、笑

 

 

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(夜ご飯。ご飯も付け合わせの野菜も美味しかった!おそらくフレッシュな牛乳を固めて作った超新鮮バターも出てきて、コクがあって非常に美味しかったです。)

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(お家。ガチの遊牧民族。3ヶ月に一回くらい家畜用の草を求めて移動してるみたい。)
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(おやすみなさい!!)

 

 

***

翌日。

 


22時くらいに皆んなで就寝し、6時前くらいに起きると、はやくも外には牛の搾乳や羊の放牧をしているお母さんとお姉さんの姿が。

 


大変だなぁーと思いながらパシャパシャ横で撮らせてもらいました。笑

 

 

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(朝日に照らされる草原と山々。雄大すぎる。)

 


朝ごはんを頂き、いよいよ出発。

 


暴君様は馬乗り出来る下僕がいなくなったので鬼のように泣き喚いていましたが笑

ものすごい大器を感じさせる奴でしたわ。

 

 

 

中国のオービスを気にしたノロノロ運転とは打って変わって120kmくらいで爆走を続け、4,5時間ほどで到着。

 


イルケシュタム国境からだとやはりトータル6時間って所でしょうか。

 

 

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(ゲストハウスの場所かなり分かりづらいです。いい宿でしたが。)

一泊500円程のオシュゲストハウスにチェックインし、明日の首都ビジュケク行きのシェアタクシーを確保してから町歩き。

 

 

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!?!?!?


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本当に一気に全てがキリル文字に変わりました。笑 

英語もほぼ通じないが、幸い皆んなほぼロシア語は話せるようなので、ロシア語を学ぶ必要性を改めて痛感。

 


何処かで一週間くらい篭って勉強したい・・・・

 


オシュは人口20万強ほどで、キルギス二番目の都市ですが、あまり観光すべきところはありません。

 


唯一あるのがキルギス唯一の世界遺産となっている、イスラム教の聖地「スレイマン・トー」。

 


シルクロードの通り道としてこの山自体が信仰の対象となっているそうですが、単純に山からの景色もいいとのことなので、ハイキングしてみました。

 

 

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(上から見下ろすオシュ市街。日本にもこういう街並みありそう。金沢とか。)

 

 

 

意外とオシュ市街から近く、1時間弱のハイキングで頂上まで登ることが出来ます。

 


行きは麓までマルシュートカ(ミニバン)を使いましたが、帰りは宿まで歩き。

 

 

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(バザール。何故か船のコンテナを使って市場を形作っています笑)

 

 

 

ちなみにキルギスはムスリムの国ですが、かなり簡単にビールを手に入れることができます!!

(ビジュケクはそこら中にありましたw)

旧ソ連の影響もあってそこらへんはかなりゆるーいのでしょう。

 


インドのように酒店として独立するわけでもなく、ふつーにお店に置いてあったりします笑

 


部屋でちびちびお酒を飲みながら中央アジアを実感しつつありました・・・・

 

***キルギス・オシュの評価***

①人柄:6

②物価の安さ:8

③清潔さ:7

④食べ物:5

⑤自然:5

⑥利便性:3

⑦見所:3

⑧治安:8

⑨気候:8

⑩総合評価:5