会計士兼タピオカ屋の世界二周目ブログ!

茨城県生まれ。3〜11歳まで中国在住、大学4年時に米国一年留学後、7ヶ月の世界一周。公認会計士として監査法人で勤務しながらキッチンカーでタピオカ屋を起業。2019/5/28よりキッチンカー売却及び監査法人を退職して世界二周目へ。いかに後悔ない人生を送るかしか考えていません😋

DAY100〜103 遂に入国!アメリカと敵対するイランの現状とは? 首都・テヘラン🇮🇷

9/4〜9/7

16:30タシケント発バクー経由でイランの首都・テヘランへ!

 


出国審査も一瞬で終わり、まずはカスピ海を超えてアゼルバイジャンへ向かいます。

 


トルクメ上空、カスピ海を超えて三時間ほどで到着。雲ひとつなくずっと下を見ていたけど、本当にトルクメニスタンはほとんど荒野しかない大地だった、、、笑

 


自分で乗り継ぐ航空券のため、一旦アゼルバイジャン入国。

アゼルバイジャンはeビザが必要ですが、空路の場合無料で到着ビザを取得することができます。

ちなみに無料なのは日本人のみです!!!

 


アゼルバイジャンの元大統領が日本に来た際におもてなしに感銘を受けてから大の日本好きになったのが理由なのだとか。

 


ありがたい限りです😊

 


パスポートをかざしただけで一瞬で到着ビザを取得し、入国審査も一瞬。

23:30のテヘラン行きまでマックでブログを書いていることにしました。

 


空港wifiもサックサクでちょーー作業が進みます。笑笑

 


思うに、空港wifiが整っている国ほどその国のインフラも整っている印象です。

シンガポールとかもサクサクだしね。

 


数時間作業の後、早めにチェックインを終えてプライオリティパスで空港ラウンジへ!笑

 


タイ・バングラデシュ・インドに次ぎこの度4回目のプライオリティパスでございます!笑

逆にもう少し使わないと年会費1万円の元が取れませんが。

 


今回使う「buta airways 」はアゼルバイジャンのLCCで、専用の第2ターミナルにあるため、第1ターミナルに比べてかなーーり簡素。

 


そのためラウンジもかなり簡素でしたがしっかりビールとおつまみは置いてあったので良かったです。むしろLCCターミナルにラウンジがあるだけ感謝しなくちゃですね、、、

 

 

 

アゼルバイジャンビールを二杯がぶ飲みしながらまたブログ更新作業を続け、定刻23:30に飛行機に搭乗しました。

 

 

 

***

2時間半後のイラン時間01:30にテヘラン到着。

機内はほとんどイラン人しか乗っておらず、他になんの標識も書いてないのでそのままイミグレまでついていきます。

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流石にあかんやろと思ってそばにいた係員にビザ申請のありかを聞くものの、

 


「LATER!!!」

 


といわれ、イミグレの後にやるのかなぁと納得して並んでましたが、、、

 


「ビザないじゃん。戻って。」

 

 

 

とあっけなく入国審査官に言われましたwww

ファックwww

 


彷徨っていると、同じようにオロオロするスイス人の女の子を発見し、一緒にオロオロしてやっとビザの発行場所を見つけることができました。笑

(注: 今回テヘランで降り立ったのはサラームターミナルという新ターミナルのため、メインのターミナル1で降りる人は問題なく行ける可能性が高いです。)

 


外国人数人とビザの発行を2時間近く待ちました。どうやら宿泊先の電話番号に電話して宿泊するかどうか確認をとっているらしく、手続きが一向に進みません。

僕も深夜二時を過ぎてるなのにカウチサーフィンのホストの番号にかけられまくってました、、笑  ホストさん、ごめんね🙇

 

 

 

確認が取れると、隣の銀行窓口でビザ代65ドルを支払い、またその領収書をビザ窓口に提出し、待つこと1時間弱。

 


ようやくビザの発行が終わり、入国することができました。。😅😅😅

 


ちなみにイランビザ、現在は大使館での事前申請でも到着ビザでも、

 


ビザは紙面で発行され、パスポートに貼り付けられません!!!

 

 

 

これでアメリカにも支障なく渡航することができます!!!イラクとかスーダンとか行かなきゃだけど!!!

 


時既に3:45分。

 


一緒に待ち続けたスイス人女性とウクライナ人男性とともにメトロがあるターミナルまでタクシーで移動し、ウクライナ人のアンドリューとはメトロの始発まで空港泊することにしました。

 

 

 

イランは厳格なイスラームの国で、空港泊できるか不安でしたが、女性もヒジャブつけながら思いっきり爆睡してたので全く問題なかったです。笑笑

 


***

7時半頃起床し、米ドルをイランリアルに両替。

 

 

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200ドルでこの量の札束が来ましたwww

 


アメリカ制裁の影響により、日に日にレートが異なるインフレ下にやはり陥っているそうです。

 


simカード(3GBで500円ほど。まあまあする)

も購入し、さぁメトロへ!!!

 


と思ったらちょうど電車が行ってしまったタイミングで次の電車は一時間半後。

 


なんとイランに数ドルしか持ってきていないビンボー旅行する気満々のアンドリューはキラキラした目で

 


「さぁ、じゃあヒッチハイクをしようか✨」

 


といわれ、有無を言わせずヒッチハイクをすることにしました。笑

 

 

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(空港前でアンドリューと。)

 

空港からハイウェーに向かって歩き、止まっている車に声をかけ、アンドリューのペルシャ語を書いた紙で、

 


「私達はお金がありません。でも旅行を楽しみたいのでどうかタダで途中まででいいので連れて行ってもらえませんか。」

 


と書いた紙を見せ、乗せてもらえることになりましたwww 何気にヒッチハイクは四年前の南米ぶりなんですけどね笑

 


一時間ほど乗らせてもらい、途中のメトロがあるジャンクションで降りてそこからメトロで中心街まで向かいました。

 


メトロのチケットの買い方を迷っていると早速良い人たちがわらわら集まってきて行き先・買い方を案内してくれ、チケットを自分達の分を買ってくれて去って行きました!笑

 


おぉ、これぞ期待していた良い人マンが沢山いる国・イラン!!ありがたい🥺

 

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エマームホメイニ駅付近で昼食を食べながらカウチサーフィンホストを待ちましたが、仕事が終わるまでかなり時間がかかりそうなのと、アンドリューのホストの方はすぐ会えそうなので僕もそちらへ合流することにしました。笑笑

 

 

 

・・・結果的にこれが大正解。

 

 

 

アンドリューのホストのイリヤは本当にいい人で、英語は流暢だし、車で一日中テヘランを案内してくれました。(後に更にお世話になることになります笑)

 

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(ゴレスターン宮殿の前庭。ゴーージャス!!)

 

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(ゴレスターン宮殿の中身。目がクラクラするくらいまばゆいです。)

 

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(メトロの改札内でアシュラの昔話を再現した演劇がやってました。ガチ泣きしているおばあさんも。)

 

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(アザディタワー!奇抜な形をしています。)


イリヤはかなりアクティブな人で、3時くらいに合流してから、中心街町歩きやアザディタワー、ゴレスターン宮殿、夜のアシュライベント、更には深夜11時から遊園地まで連れて行ってくれました。笑笑

 

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(まるでアメリカにでもいるかのような湖畔の夜景。めちゃくちゃ綺麗です。)

 

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(アシュライベント終了後の炊き出し。スープを配ったり、お茶やデザートを配っているところもあります。)


道中の移動は爆音でイリヤが以前スペイン・イタリア人をホストしてハマったラテン音楽。

ハイウェーをラテン音楽をズンズン流してドライブしている感じは完全に南米を旅しているような気分でしたw

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(遊園地の入場料を浮かすために裏側から侵入。www こんな感じで入場しました笑)

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(このフリーフォールにイリヤにそそのかされて乗りましたが、上で10秒くらい泊まって落ちるので、クソ怖かったです。)

 


深夜1時ごろやっと帰宅。

 


ありがたかったのですが空港ベンチでの二時間睡眠からの深夜までに連れ回されて疲労困憊で、歩数計をみると34,000歩歩いていましたww

 


***

10時ごろ起床。昨日は疲れすぎてマジで三秒で寝た気がします。笑

 


お昼前にイリヤの車で「Taleghani 森林公園」へと向かいました。

ここはテヘランの中心にありながらすごく広い公園で、吊り橋の散歩をしたり、高台からテヘランを一望することが出来ます。

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お調子者のイリヤが僕ら二人の外国人をダシにして地元の女の子に話しかけ、写真を一緒に撮り仲良くなりました笑

 

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同じイスラームのパキスタンとかだとそもそも女性に気軽に話しかけられない雰囲気が漂っていますが、イランは基本的にとてもフレンドリーです。法律は厳しいけどみんな嫌々従ってるって感じ。

ヒジャブも国境を越える、あるいは家の中車の中などのプライベート空間では速攻で取ります笑笑

 

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(公園を回った後はおしゃれなカフェで休憩!)


イリヤの通訳と共にピクニックをしながら和気藹々と過ごし、これからヒッチでイスファハーンにいくアンドリューと別れました。

 


その後はイラン・イラク戦争博物館やイスラエル情報機関のイランへのテロ攻撃の展示をみたりして回ってました。

やっぱりいつも日本で目にする情報からは全く入ってこない内容ばかりで、改めて日本は西側寄りの国なんだなーと感じました。

 

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その後街中をぶらついているとアシュラのお祭りに遭遇!

アシュラのお祭りとはイスラム教シーア派のお祭りで、預言者ムハンマドの孫・エマームフセインがスンニ派の軍隊に殺されたとされる事件を悼むお祭りです。

お祭りといえど悲しいお祭りなので、みんな黒い服装を身にまとい、普段立っているイラン国旗も黒旗に変え、国を挙げてエマームフセインの死を悼むイベントです。

だいたい前後一週間くらい続きます。

(イスラム旧暦によるそうですが、大体九月中旬頃です)

 

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(100kg以上ある剣の飾りをついたものを10ステップずつで交代して持っていきます。超大変そう。)

 

ちょうど長ズボン&黒いシャツを着ていたので僕もちょっとだけ混ぜてもらうことに笑笑

 


ムハンマドが苦しみながら死んでいったのを分かち合うために鎖を肩に打ちつけながら行進するのに少し参加させてもらいました。

 


そこまで痛くはありませんが、これを歩きながら延々と二時間やるため非常に疲れます。笑   

終わるとお祈りした後にボランティアの人たちが一斉にお茶やジュース、お菓子を配ってくれます。

僕もちょっとだけしか参加していませんが、バンバン配ってくれるので頂きましたw

 


更に各所で行進していた祭りが終わると、詰所のようなところで炊き出しご飯の配給が。

既にこの時には夜12時近かったですが、子供連れもみんなご飯をもらいに来ていました。

ちょこちょこお菓子を貰いまくっていたので全く腹は減っていませんでしたが、食え食えコールが続くので僕も貰い笑、帰宅。

 

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(道中のシーシャカフェ。お茶がうまい。)


イランに来てから朝から晩まで動き回り、ほんとに毎日濃い生活を送っている気がします笑笑

 

***

今日も朝からテヘラン観光。
昨日に引き続き友人のiliaが案内してくれました。

 

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 電波塔として2006年に建てられたミラドタワー

 

このミラドタワーは、イランで最も高いタワーで高さ435メートル。これは、世界で6番目の高さだそう。

 

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展望台からの眺め。全然イラン感がありません笑 めちゃ発展してるやん。

 

 

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ちなみにタワーとして1番高いのは東京スカイツリー!
↑ミラドタワーの展望台にミニチュア版タワー模型が置いてありました。

 


その後はテヘラン市北部のダーバンド地区へ


まずは、腹ごしらえ

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魚の揚げ物と漬物、サフランご飯!美味しいです。ちと味的に飽きるけど。

 

 

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(レストランの席で隣だった中国人の女の子と仲良くなり、撮った一枚。彼女の両親はテヘランで中華料理屋を経営しているそうです。やっぱ彼らにとってもイラン料理はあんまり口に合わないそう笑)


ここダーバンド地区、実はガイドブックに載っていなかったのですが、景色がキレイと聞いていたのでぜひ行って見たかったのです!

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川沿いに所狭しと並ぶシーシャカフェ。なんて優雅な時間なんでしょう。

 

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 ケバブの盛り合わせセットみたいなのも一杯売ってます。選んでその場で調理してもらう形式なんでしょうか。

 

ちなみにDarbandとはペルシャ語で山の扉という意味だそうです。

 

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進み続けると、トカル山へのハイキングコースの入り口になってました。

 

山の扉っぽい!笑


今日でテヘラン観光に区切りをつけ、夜行バスでシーラーズへ向かいます!

 

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***イラン・テヘランの評価***

①人柄:9

②物価の安さ:7

③清潔さ:6

④食べ物:5

⑤自然:6

⑥利便性:6

⑦見所:6

⑧治安:8

⑨気候:7

⑩総合評価:7