7/16~18
今日で日本から来てくれたネパは帰国。
ずうずうしくも今まで買ったお土産やポストカード、使わないミラーレス一眼を持って帰ってもらいました。笑 ありがてえ〜〜〜〜〜
明日から彼は仕事に戻ると言っていましたが、自分は本当に戻れるのでしょうか。w
ラダックの大自然の中ヨガをやったりしていると、もしかしたら自分は無理かもしれんなあとか思えてきます笑
まあ経験上、旅をずっと続けているといつか「非日常」が「日常」となってしまい、刺激を感じなくなり旅以外のことをしたくなるんですけどね。
「旅」以上に自分の人生を喜んでかけられるものって何なんでしょうねえ。
それが「仕事」だったらいいんでしょうけど。少なくとも会計士の仕事は自分には欠片も向いていないのは自覚しています笑
自分の人生かけられる仕事に帰国したら出会いたいなぁと思います。
今日から1泊2日で、またスクーターを借りてたかふみさんとラダック辺境の地、ダーへ。
ここには花の民族と呼ばれる、お花を頭につけて生活する可愛らしい民族が存在します。是非そんな可愛らしい少女を求め、胡散臭い日本人2人で片道160kmの道をぶっ飛ばしていくことにしました笑
ただ一つ問題が。
それはガソリンがダーの手前60kmまでしかないこと。笑
往復で120km以上かかり、かつ砂利道を行く可能性があるため燃料が途中で枯渇する可能性が非常に高かった。
そのためダーへ国道が分岐した少し後のラマユルを見て回り、最後の給油を終えるまでにペットボトルにガソリンを詰め込み、自前で給油する策に出ることにwww
(ザンスカール川とかの有名なインダス川の合流地点。この川がはるかパキスタン・カラチまで注ぎ、アラビア海へ抜けます。)
9時半ごろ出発し、途中のゴンパには目もくれずにラマユルまで120km鬼神の如くスクーターを飛ばし続けました笑
ネパが、
「原付って近所のスーパーとかまで行くのとかに使うもんちゃう?w」
とかほざいていた気がしますが、そもそも自分は日本では原付なんぞ使ったことないし海外で長距離ぶっ飛ばす以外の用途を知らないのでシカトしてました。
ラマユルのゴンパを少し見て回り、ゲストハウスを見つけたので乞食のようにお願いすると空のペットボトル3本を恵んでもらうことができました。
結構インド人のライダーも多く、彼らも同じようにガソリンをタンクに積んで移動しているため割りかし慣れていましたが。
(ラマユルの月の大地、ムーンランド。スターウォーズの世界みたい。)
(途中であった土砂崩れ、、かと思いきや上で工事してて上から石を落としてるだけだったwwwもっと上手い工事の仕方見つけろよ!!笑)
その後最後の給油所でバイクをフルにした後にペットボトルにも給油して欲しい旨を伝えると、ビッシャビシャ石油を零しながらも難なく入れてくれましたwww
冷静に日本じゃガソリン携行缶とかじゃないと絶対断られるよね笑
(ペットボトル給油の図。完全にジュースにしか見えない。笑)
給油後、ほぼ休みなくぶっ飛ばしてダーへ。
口の赤切れ痛すぎてペコちゃんの如く口を噛みながら運転してました笑
日暮れ前の5時半ごろ無事到着!!!
こじんまりとした村の風景
夕暮れ時のダー
アプリコットの実が綺麗になっています
ちなみにダーやパンゴンツォはパキスタン国境に近いため、ILP(inner land permission)が必要です。レーで事前に取得しておく必要があり、道を通るたびに本当は求められるのですが、誰もレーからダーまでスクーターで行く人などおらず、かつ真っ黒に日焼けしたせいか全く警察に止められることはありませんでした笑笑
正直おばあちゃんとかはたしかに綺麗に花を頭に飾っている人は多かったけど、皆んながみんな飾っているというよりはかなり商業的な感じがしました。
綺麗に着飾っているおばあさん。(肝心の写真がぼやけました)
大体チップを要求されます笑笑
それでも無邪気にはしゃぎ回っている子供たちは本当に可愛く、のどかな雰囲気は最高に居心地が良かったです。
ご飯も全て村でとれた小麦やお米を使ったオーガニック。たしかに味も全然違くて、特にお米がめちゃくちゃ美味しかった。
ここの村一帯はレーとは違ってチベット系ではなく、アフガニスタンやイラン系のアーリア人が血流らしく、子供たちは青い目をした綺麗な子たちが多いです。
ここから先ほんの数十キロいけばパキスタン国境で、もともと一つの国だったことを思うと、なんだか複雑な気持ちになります。
パキスタン側のカシミールはどんな人たちなのか、今から本当に楽しみです。
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翌日、村を散策してからバイクでレーへ帰還。
ガソリンですが、結論ペットボトルに給油しなくても全然持ちました笑
ダーにレンタバイクで行かれる方は、
カルツェ手前の給油所で給油していけば往復分は十分持ちます!
まあその分帰り給油しなくて済んだので無駄にはなりませんしたが。
ラダック最後の夜はお決まりのchopstickでタイ料理を注文。
激ウマ過ぎて泣けました。
このクオリティでこの価格(400円弱)はタイ本国以外ではありえないコスパの良さです。
maps.meで検索すればすぐ出てくるので是非行ってみてね!
乾燥にだけは悩まされたけど、景色の良さは今までの旅でもTOP3に入る壮大さだし、バイクでのツーリングも、秘境感も、堪らなく「俺、旅してる〜〜!!」感を味わうことができました笑笑
敬虔なチベット仏教のお坊さんと共にお祈りも出来ましたし、中国チベットに行ってたら絶対体験出来なかったであろう経験ができて良かったです。
あぁーーーこの時の涼しさが恋しい、、、笑(38度の酷暑の中書いてます)
ラダックは初めて本当にまた来たいと思える素晴らしい所でした。想像しているインドとは全く違う世界を是非味わいに行ってみてください!!(*^^*)
***インド・ラダック地方の評価***
①人柄:8
②物価の安さ:5
③清潔さ:8
④食べ物:8
⑤自然:10
⑥利便性:4
⑦見所:10
⑧治安:9
⑨気候:9
⑩総合評価:9