7/19〜21
レーからスリナガル経由でジャンムーへ飛び、一泊をジャンムーで過ごしてからバスでシク教の聖地・アムリトサルへ。
最初はデリーへ飛んでそこからアムリトサルへ向かおうかと思っていたけれど、インド人観光客のピークシーズンなのもありデリー行きが片道二万くらいしたのと、ジャンムー行きの方が安い&アムリトサルに近いこともありこのルートとなった。
ジャンムーはラダックも含まれるジャンムーカシミール州の州都だけれど、標高が500mしかない分かなり蒸し暑い。
ただラダックで相当乾燥して発症した口の赤切れもこのスーパージメジメした気候のためみるみるうちに良くなっていった笑笑
(スリナガルの空港。セキュリティガチガチだけど、鳥さんにはガバガバ。)
(地元のローカル映画館。夕方で本日の部終わってたけど映画館の管理人と仲良くなって話し込んでた。)
(上映してないスクリーンに入れてくれた。相当年季入ってて写真で見るとホラーそのものだけど笑、昭和の映画館って感じで趣がある。)
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翌日、バスでアムリトサルへ。
12時発のバスを予約してたのに、人が少ないことを理由にキャンセルになり三時半のに勝手に振り返られた、、笑
こういうトラブルには慣れたのでどうとも思いません笑 日本だったらブチ切れてるけど。
七時半頃に着いて、宿でゆっくりするつもりだったけど、バスで隣の席になったインド人大学生の子と仲良くなり、彼の友達も含めて一緒に飲みに行くことに!🍺
インド人なんだかんだ言って飲酒率結構ある気がする。上流階級は特に。笑
クラフトビールピッチャーで運ばれてきた!!!最高!!
(ノリの良いインド人大学生達)
威勢良かったけど、流石にまだ大学生なのか、一杯で結構酔っ払って彼らはベラベラヒンディー語喋ってました笑笑
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翌日、昨日夜ご飯を共にした彼らも暇だそうで、昼ごはんと共にモールに連れて行ってもらいました。
日本の田舎でもデートスポットがジャスコとかだったりするのと同じで、インドでも遊ぶってなると外が暑いのもあり大概がモールになります笑笑
(アムリトサルクルチャ。バターナンみたいなもちもち生地にジャガイモとかが入ってる。美味しい)
(牛乳に砂糖混ぜて冷やし、銀紙がはいついたカードのようなデザート。うまし!)
(快適モールでビリヤード🎱に興じてました。みんな上手すぎ。)
インド人は距離が近くてうざいって思うこともある反面、仲良くなると非常に人懐っこくて良い人が多いです。二人とも本当にありがとう。
モールでわちゃわちゃ遊んだ後、大雨の中自分は一人で30km離れたパキスタンとの国境、ワガボーダーに行くことに。
オートリクシャーだとシェアして往復一人600ルピーくらい取られますが、バスだと片道35ルピーで行くことができます。
パキスタンに今日行く訳でもないのに国境に行く目的、それは、、、、
毎日やる国境閉鎖セレモニーがめちゃくちゃ面白いから!!!笑
長年緊張状態にある印パの間で、唯一外国人も通過することのできる国境。
ここでは毎日両軍が国威掲揚を目的に相手を威嚇しながらパレードを行い、最後に握手して国境を閉じるセレモニーが行われているのです。
1時間半ほどで国境到着。五時頃到着し、日の入り1時間前に行われる(夏は六時、冬は五時) ためまだ時間に余裕はあったけど、もう既にサッカースタジアムに来たかのような混雑ぶり。笑
(セキュリティーチェック待ちの列)
(インド側の国境。完全にスタジアム化してる。)
(何故かセレモニーの前にクラブミュージックがドンチャラドンチャラ流れ始める。希望する女性だけが集められて踊り狂う笑笑)
(手前がインド、奥がパキスタン。パキスタン側はセレモニー始まるまでの前座はあまりなく、静かにインド側のどんちゃん騒ぎをみてる)
結論からいうとめちゃくちゃ面白かったです。
実際の国境閉鎖セレモニーは30分ほどですが、インド側ではその1時間近く前からインド軍の歴史や訓練の様子を大スクリーンで紹介したり、インドの有名な曲を流したり、踊ったりしてました笑笑
パキスタン側はインドより規模が小さく、イスラームらしく男女に分かれて座っていますが、いざパレードが始まると、
「パキスターンジンダバァド!!(万歳)」
の連呼が響き渡ります。
外国人は普段はぞんざいな扱いを受けますが、この時ばかりはパキスタンとの違いを見てほしいのか、国境に一番近い席が外国人専用の席としてあてがわれていました笑笑
ちなみにこのセレモニー、もちろん全て無料です。
アムリトサル、ラホールの市街どちらからも遠いですが、行く価値は十分にあると思いますので訪れた際は是非いってみてください。
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翌日朝にアムリトサルのメインイベント、黄金寺院観光。
この寺院は勿論ターバンを頭に巻くことで有名なシク教の聖地なのですが、それだけではなくなんと、、、
観光客も含め一日中無料のご飯が配られ続けるのです!!!
しかも無料の宿泊施設まで整備されています。
全て寄付で賄われており、シク教のホスピタリティの凄さを感じることが出来るのです。
バスターミナル至近の宿から黄金寺院までは歩いて20分ほど。
(途中であった激ウマ&激安マンゴージュース。日本だったら20倍くらいするよね。)
(アムリトサル旧市街)
靴を預け、裸足で入口を抜けると、、、
おぉーーーー!!!!
(黄金寺院ではターバンを巻かないといけないため、手持ちのふきんで巻きましたが、完全にラーメン屋のおっちゃんですね。すいません。)
(一日中無限に振る舞われ続ける無料飯。チャパティとカレーと甘いカード。普通においしいです。)
(ずらーーーーーっ!!。テキパキと飯が運ばれ続けます。)
(食事後の皿を受け取ってはまず残飯をバンッ!!と叩いてバケツにいれ、その後次の人が控えるバケツに投げ入れて洗い、奥にずらっと並ぶ皿洗いボランティアにまた投げ回します。めちゃくちゃ豪快笑笑)
(外国人専用宿。黄金寺院入口から入って反対側にあります。foreigner hostelとか言えば通じるかと。)
(泊まりませんでしたが、中に入れさせてもらえました。ACも効いてて結構綺麗!バスターミナルから遠かったのでやめましたが荷物軽い方は確実にここまで来た方がいいと思います。)
これらの宿や無料飯は全て寄付で賄われており、社会的に成功したシク教徒らが多く寄付することで維持しているのだそう。
明らかな観光客までもてなし続ける彼らの心の広さには本当に驚かされました。
自分は特定の宗教に熱心な訳ではありませんが、ちゃんと宗教に入るとしたらシク教徒になるのもいいな、と思うくらい。
日本ではまだまだマイナーな都市ではありますが、印パ国境のセレモニーも本当に見応えがあって面白いです。
是非インド旅行を考えている方はアムリトサルにまで足を運んでみてください!!
次回、とうとう長かったインドを離れ、パキスタン🇵🇰に入ります!(≧▽≦)
***インド・アムリトサルの評価***
①人柄:8
②物価の安さ:8
③清潔さ:5
④食べ物:7
⑤自然:5
⑥利便性:7
⑦見所:6
⑧治安:7
⑨気候:7
⑩総合評価:7