8/3〜8/5
ナタールバレーにてテント泊した翌日、5時前に起床。
12時前に寝て5時間弱しか寝てないけど、テントの中に寝袋敷いて寝るだけで思ったより大分快適に寝れました。
標高が高く夏でも夜はかなり冷え込むのもあり虫もほぼいないです。
昨日の残り火に風を通しただけですぐに発火。この大地乾燥しすぎ笑
カレーを炒め、ローティと共に頂きました。
今日の11時の便で五人中3人がイスラマバードへ戻るので、6時ごろナタールバレーを出発。
ハイジのような景色が続きます。
オフロードを2時間ほど飛ばし、2時間ほどカラコルムハイウェイが爆走して10時ごろ到着し、三人とお別れしたあと自分を含む三人はフンザの同じ宿にチェックインしてゆっくりしてました。
屋上からフンザを眺め黄昏てる時の景色。ほんと世界にはまだまだ未知の世界があると実感させられます。
お昼ご飯を食べ、フンザを散策。
フンザにはヒマラヤ登頂後、フンザ近辺の高峰で登山中無くなった長谷川さんという方の遺族が建てた、「ハセガワメモリアルスクール」があります。
外装もかなり立派な門構え!!!
長谷川さんの功績が門を入ってすぐのところに大きく記されていました。
他二人が疲れ切って爆睡してる中(昼の3時から10時まで全くおきなかった笑)に訪れると、既に閉門していたのにもかかわらず、
「日本人か??ようこそ〜ここは第2のお前の家だ!!」
といって暖かく迎え入れてくれました。
立派な校舎の中には長谷川さんの功績や校舎建設にあたって寄付した日本人の名前がずらっと並んでいました。
三菱グループもフンザの学校建設に協力していたようです。
パキスタンは行政レベルでは圧倒的な親中派ですが、庶民レベルでは中国より日本の方が好きっていう人の方が多いように感じます。日本はインフラ建設より学校建設とかの教育メインですが、彼らは一帯一路に資する部分にしか投資しないからっていうのも大きいのでしょう。
夜はヤクの肉が入った、チャプシューロというフンザ伝統のピザとスープを頂きました。
見た目がすごく綺麗!!!ピザというよりパイに近いですかね。
付け合わせでいただいたヤク肉スープも素朴な味。
ヤクの肉はほとんど臭みもなく非常に美味しいです。ビールが完全に違法になってて全くフンザでは飲めないのが残念ですが。。笑 絶対一緒に飲んだら美味しいと思うんだけどね〜笑
夜10時前にやっとおきてきたパキスタン人の友人を叩き起こし、レンタバイクを借りて、フンザの音楽フェスに行ってきました。
(6km近く離れたアーリアバードまで行くために借りたレンタバイク。いかついwww)
音楽フェス。アマチュアとプロが混じっていましたが、トリ前のグループくらいは流石にかなりレベル高かったです。
手前のフラッシュはスタッフが頃合いになると手動でセットして打ち上げます。アナログです笑
なぜか途中から警察がライブステージの中央だけ開けるよう指示が。謎です。すぐに皆無視して入り乱れてましたが笑
一番異様な盛り上がりを見せていたのは、まさかのバンドではなくフンザ伝統音楽グループ。地元出身の人たちにとってはこれが一番親しみがあるからなのでしょうか笑
本番なのにチューニングに15分くらい掛けたり、何故か一曲目でバンドメンバー全員で合わせて飛んで曲を締めるやつ(名前あるんかな?)やるのに最後の曲では何もなくスタスタ帰って行ったり笑、なんか文化の違いを感じましたが、トリ前くらいのバンドはかなりレベルが高く楽しめました!
***
翌日の朝、パキスタン人の友人二人がカラチへ帰るのに合わせ、自分もフンザを出てパキスタン国境の町スストへ。
今朝のフンザが一番綺麗に撮れたかもしれない。
最後までお世話になった二人。考え方もすごく自分と似ていて、本当に仲良くなれました。いつかカラチに行って会いに行きたい。
中国へ越境するバスは朝9時ごろ出発し、フンザからスストは2時間半ほどかかるため、スストでは基本的に一泊する必要があります。
しかしこの町、なーーんもないです笑笑
久しぶりに一人で散歩でもしてようかなーと思ってましたが、ミニバンでここまで来るときに唯一英語ができるパキスタン人のおじさんと仲良くなり、これまたご飯を奢ってもらってました笑
ほんとパキスタンで自分でご飯代出したの昨日のヤクピザだけな気がするw
(夜に図々しくリクエストして食べたアフガンプラオ。食べやすい味で安定して美味しい。)
明日は遂に中国入り!!!
バングラ、インド、パキスタンの南アジア圏をとうとう抜けるのが感慨深いです笑
本当に毎日が新鮮で強烈に印象に残る日々の連続だったように思います。
キルギスに抜けるために中国新疆を通るだけだけど、中華食べまくるのとビール飲むのだけを楽しみに中国行ってきます!!!(o^^o)笑