会計士兼タピオカ屋の世界二周目ブログ!

茨城県生まれ。3〜11歳まで中国在住、大学4年時に米国一年留学後、7ヶ月の世界一周。公認会計士として監査法人で勤務しながらキッチンカーでタピオカ屋を起業。2019/5/28よりキッチンカー売却及び監査法人を退職して世界二周目へ。いかに後悔ない人生を送るかしか考えていません😋

DAY70-72 世界一標高の高い国境を越え、中国新疆へ🇨🇳

8/5〜8/7

 


今日は遂にパキスタンを抜け、世界一標高の高い国境を越えて中国新疆へ!🇨🇳

 


昨日一緒にフンザからスストへ来たパキスタン人のおじさんも中国のカシュガルでビジネスをするらしく、同行。

 


しかもなんと丁度今日から、イスラマバード→フンザ行きで使った快適なバス、「faisalmovers」が中国タシュクルガンへの運行を始めたらしい!!(≧∀≦)

 


どこも均一2,500ルピーですが、運行一号ということで100ルピー値引いてくれました笑

 

 

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(わらわら撮った集合写真。僕はひたすらはよ出発してくれと思っていましたが。)

 


しかーーーし!!!

 

 

 

すぐ終わると思っていたスストでのパキスタン出国のイミグレが全く進まず。。。

 


完全に事務手続きが効率化されていないようで、ずっと人々と軍人の押し問答が続いてました、、、笑

パスポートチェックして、麻薬犬が麻薬ないかどうかパーっと嗅いでまわるだけなんですがね。

 

 

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中国とパキスタンがいかに仲がいいかを強調するバスとかトラックが多いです。

 


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スストでの出国審査。

 


昨日から一緒に行動しているパキスタン人のおじさん同様、他のパキスタン人もみんな中国から安い電化製品や小物を仕入れてパキスタンでマージンを乗っけて売るスモールビジネスをやっている人が非常に多く、(てけ載っているパキスタン人の9割はみんなそう)

荷物がめちゃくちゃ多いのも一因なのかもしれません。

 


トラックとか使って大規模にやれや!!!wって思ってましたが、まぁ一人でビジネスを始めるのには良いビギナー案件らしいです。

 

 

 

1時ごろになって、やっとバスが出発。

 


ちなみにパキスタン側はザルですが、中国側のクンジュラーブ峠のイミグレは世界有数の厳しさで有名です。

 


⬇︎が詳細な行動記録です。📝

(パキスタン時間,新疆時間はプラス一時間)

 


9:00〜12:50 パキスタンイミグレ

12:50〜14:30 クンジュラーブ峠へ

14:30〜16:20中国荷物検査

16:20〜17:30後続バスが終わるまで待機

17:30〜19:15警察と共にタシュクルガンへ

19:15〜20:40 中国入国審査

20:40〜21:15(22:15新疆時間) 歩いてタシュクルガンのユースホステルへ

 


発車してからクンジュラーブ峠まではスムーズにいき、ツアーで見た中国の国境門を通過した数キロ先に最初の関門が待っていました。

 

 

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国境を越えた先にある監視塔。(中国語でクンジュラーブと書かれています)

 


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検査場内を盗撮したもの。笑 手前の台で全ての荷物を出して一つ一つ検査します。この写真見つかってたら今頃独房行きでしょうね。笑

 


大型トラックを含め、一台一台監視カメラだらけの検査場に入れ、検査が終わると鉄のガレージがゴゴゴゴ....と開くシステム。笑

 


30,40分ほど待つと自分たちの番となり、鉄のガレージが開きました。

荷物を全て持って下車し、中国公安の怒声に従ってパスポートチェック&荷物検査。

一人だけ英語を話せる人がいましたが、他の公安はもちろん中国語オンリー。

この辺境の地でも綺麗な発音をした北京語を話していたので、国境とかの重要地帯の警備は全て中央から送り込まれていると思われます。

 

 

 

幸いにも持ち物についてそんなに突っ込んで聞かれず、内容についても中国語で答えることができたのでかなりスムーズに終わることができました。携帯やパソコンの中身を見られることもなかったです。

(ただ殆どの人は電子機器の中身を全て見られるようです。完全に各公安の裁量によるんだと思います)

 

 

 

他のパキスタン人の検査が全て済んでからバスに乗り込みましたが、その後かれこれ一時間以上、後続の国際バスの検査が終わるのを待ってからようやく出発しました、、、笑

 

 

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バスの一番前に乗り込む公安。入国検査場から入国審査のあるタシュクルガンまでノンストップでいくように監視する目的だと思われます。


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クンジュラーブ峠➡️タシュクルガンの景色。ひたすら草原が広がってます。


その後公安が一人乗り込んでタシュクルガンへ。

タシュクルガンへ向かう途中にも点々と村がありましたが、ほとんどの家に中国国旗🇨🇳が掲げられ、至る所に中国によくある共産党スローガンが建てられていました。おそらく半強制でやらされているのでしょうね、、、

 


二時間弱でタシュクルガンへ到着し、そのまま入国審査室へ。

これまた入国審査自体は幸いにして強い日本パスポートのお陰もありスムーズにいきましたが、二人しか係官がいないためすごい時間がかかりました、、、

 


そこから長い間付き添ってくれたパキスタン人のおじさんを含めほぼ全員がシェアタクシーに乗ってカシュガルに向かいました。

既にこの時新疆時間の21時近く。

自分はそんな急ぐ必要もないのでタシュクルガンで数泊することにしました。

 


1.5kmほど荷物を担いで「K2ユースホステル」へチェックイン。

ドミトリーで60元(約千円)ほどですがビリヤード台もありシャワーもアツアツのホットシャワー。

あぁ、中国が先進国にしか見えないのは気のせいだろうか、、、、笑

 

 

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(夜に食べた新疆風ラーメン。麺のコシがインドやパキの中華屋ではない美味しさ。中国を実感します。)

 

 

 

***

翌日、6時ごろ突如猛烈な腹痛で起床。。。

 


おかしい、昨日茹でた麺と久しぶりのお酒飲んだだけなのに、、、

 

 

 

飲んだコップが不衛生or麺の上に乗ってた野菜のせいなのだろうか??

 


フンザでキャンプをする手前くらいからかなりお腹は緩かったけれど、まさか中国で壊すとは笑  インドに2ヶ月近くいてそんじょそこらの物じゃお腹壊さない自信あったんだけどなぁ〜w

 

 

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朝に頑張って食べたトマトラーメン。めちゃくちゃ美味かったけど、お腹壊してる時に食べるべきではなかった笑


 

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朝食食べたお店にちょこんと座るワンコ。可愛い。久しぶりに雑種以外の犬を見た気がする。

 

タシュクルガンには目ぼしい観光スポットがあるわけでもなく、ひたすら今日は休養日。

夜になるとだいぶマシになってきたのでスイカをまるごと一つ購入し、居合わせた日本人の女の子にもあげてむしゃむしゃ食べてました。。

 

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(中国の夏はスイカの季節。なんとこれで一個5元(80円)程度!!)

 

 

 

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良くある共産党のプロパガンダ。やはり中国本土より多い気がする。

 

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タシュクルガン。明らかにウイグル語を中国語の当て字で表記した地名が並びます。

 

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K2ユースホステル。ビリヤードもあって非常に居心地がいいです。

 

街のそこら中にビールが売っているのと、何より食生活が一気に親しみやすく美味しくなったことに文化の違いをまざまざと感じます。

 

数少ない中国生活でお腹を壊したのが悔しすぎる(´;ω;`)

 

時間がないので明日にはカシュガルへ強行移動します!!!

 

お腹よ、持ってくれ〜〜〜!!!

 

***中国・タシュクルガンの評価***

①人柄:6

②物価の安さ:8

③清潔さ:8

④食べ物:9.5

⑤自然:6

⑥利便性:6

⑦見所:4

⑧治安:8

⑨気候:9

⑩総合評価:7.5