7/21~24
午前中に黄金寺院を回った後、インド・アムリトサルを午後に出発。
ついに今日は!!!!!
長かったインド最終日!!!!
いやほんと長かった。6月の頭からインドにいたからまるまる六週間くらいいたことになります。
こんだけ一つの国に滞在したのは前回の世界一周でもなかったし、海外滞在としては、幼少期の中国在住、1年間のアメリカ留学に次いで長かったこと間違いなしです。
それでもかなり駆け足で回った方だし、多分陸路でもっとじっくり回ったらざらに2ヶ月超えてたでしょうね・・・笑
昨日ワガボーダーへ行ったのと同じようにバスに乗り、国境へ。
(ちなみにバスはいつも国境までは行かず、手前のインド最後の街アタリで降ろされます。そこからは2kmほどなのでオートリクシャーを使うのが一般的です)
ボーダーセレモニーを見に行く地元の人と国境に向かいましたが、自分だけ手前で下車して出国施設へ。
・・・ん????そういや他に誰か出国する人おらんの????
・・・数万人近い人が周りにいるのにマジで俺しか出国する人いませんでした笑
ちなみにボーダーは朝から午後4時ごろまで。
暇そ〜な出国審査が終わった後、昨日パレードが行われていたスタジアムロードに案内され、一人でパキスタン側のゲートまで歩いていきます。笑
まだスタジアムはオープンしていないので、昨日あれだけいた人も全くおらず、静まり返った灼熱の大地を一人テクテク歩いていき、ゲートまで辿り着くと、軍人がインド側のゲートを開けてくれ、パキスタン側の軍人も挨拶するとガラガラ〜〜〜とゲートを開けてくれ、無事入国。
。。。こ、この国境めっちゃ面白え!!!!!笑
国境を越えたんだという実感をここまでビシビシ感じられる国境は世界にも類を見ないものだと思います。
でも特に緊張した空気が流れてる訳でもなく至って平和で、動画を撮りながら国境を越えても全く怒られることもなくHAHAHAと笑われながら見守ってもらってました笑
唯一オフィシャルに開いている国境なのに全く通行する人がいないとは・・・笑
通過する際に通行人数を記入している様子を見てましたが、大体1日10人ちょいです。
やばくね・・・????人口14億と人口2億の国の国境行き来する人が1日「10人」やで笑笑
いくら両国ともビザがいるとはいえ険悪すぎるやろwww
パキスタンの入国係官(てかただの私服のおっさん)も例に漏れず暇で、暇だと無駄に色々と突っ込んでくるのが彼らなため、クソ暑い中笑われながら根掘り葉掘り聞かれました笑笑
1時半くらいに到着し、トータルで1時間強でボーダーを通過。
ちなみに両替事情ですが、国境でのみしか基本的に行ってくれません。
インドルピーはラホール街中の両替所ではほとんど拒否されますので、あまりレートは良くない(1INR=2.3PKRが市場レートですが、1.7PKRを提示されました)国境でしかインドルピーは両替できないのでご注意ください。
僕は本当に必要最低限だけ両替して、あとはキャッシングしてインドルピーはパキスタンを抜けてから変えることにしました。。笑
ラホールでコンタクトを取っていたカウチサーフィンホスト宅までオートリクシャーで
800PKR(燃料200Rs含む。600円)ほど。
20km近く走ってこの値段だからインドより物価は確実に落ちているだろう。
1時間ほどして迷いながらも到着。
シッキム以来のカウチサーフィンとなる今回のホストは25歳の英国留学していたインタサール。
今年末にはMBA留学が決まっているらしく、ひたすら毎日オンラインで物理学などを海外のパキスタン人に教えてお金をためているのだと言う。
なぜ海外で働かないのか聞くと、驚愕の収入額が飛び出してきた。
なんと彼は現在約10人の学生を隔日で教えており、その収入は月40万円近くという(´⊙ω⊙`)(´⊙ω⊙`)(´⊙ω⊙`)
普通のパキスタン人からしたら目ん玉が飛び出る金額なのは間違いない。
それを効率的に貯金するには物価がスーパー安い母国で生活するのが一番だから、という至極納得できる理由であった。。。笑笑
いいな〜〜〜俺もパソコン一つで稼げるノマドワーカーなりてえ・・・・・
滞在中彼自身はすごく忙しそうにひたすらレッスンをしていましたが、従兄弟や友人たちとシェアハウスしていたので、よく彼らからご飯を分け与えてもらってました笑
エアコンがなかったのもあり、ホストに誘われて屋上で布団敷いて寝てみることに。
丁度40度越えの酷暑期が落ち着き始めた時期で、まだ蚊は暑すぎていないのだそう。
モスキートさんに死ぬほど好かれている自分は念の為蚊帳を貸してもらってその中で寝てましたが。笑
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翌朝。
夜中は涼しくて快適だったけど、太陽が上り始めると当然のごとく急激に暑くなってきてファンが回ってる下へ避難。笑
酷暑期が終わりつつあるとはいえ、日中は35度、夜でも26度くらい。湿度も80%越えなので日中の体感温度はゆうに40度越えてます。笑
午前中はパキスタンのsimを買いに行きましたが、やはりインド同様、アクティベートするのにめちゃくちゃ時間がかかり、4時間って言われてましたが、丸一日かかりました笑笑
プランは1ヶ月16GBインターネットで1000PKR(約700円)。インドの方が安いですが、それでも格安です。
オートリクシャーでバスターミナルへ向かってからラホール北部のラホール城塞、モスクを見に行きましたが、、、
「検問」で3回くらい引っかかりました。
治安の悪さは全く感じませんが、流石にテロを引きずっているのでしょう。
でも本当に、昼でも夜でも、街の中を歩いてる分には全く治安の悪さを感じません。
外務省の危険度マップではレベル2〜4のエリアとなっているパキスタンですが、過去のイスラム圏の渡航経験からして間違いなく過度な注意となっているのは間違いないと踏んで今回旅行しました。
てゆーかそもそも、何故みんなテロにばかり神経質になって、それよりも遥かに発生率の高い交通事故や軽犯罪重犯罪には目がいかないのでしょう。
パキスタンでテロがあるといっても一都市に年に一度あるかないかで、要は死亡事故が年一回発生することに異常に神経質になっているのとなんら変わらないと思うのですが。
またテロが発生する国が治安が悪いのではなく、あくまでも日本でもよくいる頭のおかしい人が過激派に走っているだけなのです。。
ただそうは言ってもこれを理解してもらうには実際にイスラム圏に行ってもらわないと分からないと思いますし、悪いニュースしか流さないマスコミの情報しか日本では入ってこないので仕方ないと思いますが。
個人的にはスリやひったくりの多いヨーロッパや中南米の方がよっぽど危ないと思います笑笑
(事実、自分も犯罪にあったことがあるのはヨーロッパだけです)
まぁ逆に言えば日本人に限らず世界中がビビってくれているお陰で観光客もほぼいなく、地元の人の暖かさに触れたり、本当の生活が間近に見れることが出来るのですが。
観光客がいないからなのか、酷暑のせいなのか、ラホール城塞もモスクも日中はやっていないようでした笑笑
ふつーの平日なのになぁ。よくある暑いから朝と夜しかやってないってオチなのかもしれません。
モスクと要塞が近くにある公園をぶらつき、パキスタンが分離独立することが決まったミナレットを観察。
ここもそばまでは寄れましたが、中までは軍人が警備していて入れませんでした笑
仕方なくぶらぶらしていると、クソ暑い中沢山の人達がクリケットをしているエリアが。
ぼーっとやりたそうに眺めていると、外国人は珍しいのもありすぐに仲間に入れてもらえました笑笑
ラダックでクリケットを初めてやって全く打てなかったのでリベンジしようとガチでやって、思いっきり打ちまくってたらビックリされてすぐ仲良くなれました笑笑
クリケットのバットは平面で、かつバウンドして投げてくるので、野球打ちではなくゴルフの要領で下から掬い上げるとうまく打つことができます。
昔も日本はこんな感じでそこら中で野球やってたのに、今じゃ近所迷惑だって言われて都市部じゃ全然遊べないですからねー。
大人たちももうちっと寛容になったらいいんじゃないかなと思います。
夜はカウチサーフィンで知り合った違うパキスタン人&ドイツ人カップルと夕食へ。
パキスタン人の男性はお医者さん(確か)で、ドイツ人のカップルは結婚して夫婦で自転車でユーラシア大陸を横断しているらしい!!
やっぱ面白い人は居る所はいるもんですなぁ〜〜(´⊙ω⊙`)!
*****
翌日もうだるような暑さで起床。笑
マジで溶けそうなほど暑いので、今日はモールに逃げ込んでブログ書きと映画鑑賞に専念することにした。
死ぬほど忙しいホストが時間を見つけてモールまでバイクで連れて行ってくれたのがpackages mallというモール。
めちゃんこデカイしなりより、、
くっっそ涼しぃーーーーーー!、!!、!o(*>▽<*)oo(*>▽<*)o
アスファルトから照りつける熱で完全に焼き鳥🐤状態だった自分には天国すぎました。
涼しい涼しい叫びすぎて警備員に笑われてましたけどね笑
結局モールには昼前から夜の11時半くらいまで居座り、夕方までブログ書きまくった後、アラジンとトイストーリーを二本続けて鑑賞。笑
日本以上に綺麗な設備で、3Dで一本300円ほど。相変わらず鼻血が出る安さです。
ディズニー映画はわりかし簡単な英語を話すので、いいリスニングの練習にもなります。
(てか英語分からなくても全然楽しめちゃうんですが笑)
どちらも本当に良い内容でした!!これで旅中に見た映画は6本目笑笑
イスラム圏の夜は遅く、夜11:30になってもめちゃくちゃ人が多いと思ったらなんとボリウッド映画のスターがこの時間になぜかモールに来て踊ってました笑笑
帰りは2km強をてくてく歩いて帰宅。
改めてイスラム圏の治安の良さを実感させられ、かつ固定概念に縛られることの恐ろしさを痛感した時間でした。
***パキスタン・ラホールの評価***
①人柄:9
②物価の安さ:9
③清潔さ:7
④食べ物:8
⑤自然:5
⑥利便性:5
⑦見所:6
⑧治安:8
⑨気候:5
⑩総合評価:7