7/27〜30
イスラマバード10時発の便でペシャワールへ。
今回も毎度お世話になっているdaewooバスで向かいます。
(もっといいサービスのバスあるよとか言われますが、全然検索でヒットしません笑)
10時発で2時間半後の12時半に到着。
150km強離れていてこれだけで着くし、パキスタンの道路事情インドより全然よくね?笑
ちなみにこのペシャワールですが、、、
外務省渡航危険情報レベル4(退避勧告)
です。
ただ自分は別に危険を冒したいのではなく、現地の人から間近の情報を聞いた結果問題ないと判断して渡航することにしました。
ちょくちょくこの危険情報マップへの不満書いてますが、ほんとに当てにならないのでね。現地の人から情報仕入れた方がよっぽど有用です。
たまに「パキスタンの治安はあまりよくないです」とか書いてるサイトありますが、よーーーくみると大体、
「〜〜だそうです。」
って形の語尾ですからね。
要はお前パキスタン行ったことねえのにパキスタンについて語ってるんかーーいwwwwwブログ書いて金稼ぎたいだけかーーいwwwwって突っ込みたくなりますね。
皆さん、旅行に限らずビジネスでも何でもそうだと思いますが、是非「そこに行ったことがある人」「それをやったことがある人」に話を聞いてみてくださいね。
憶測で物事を語っても自分でチャンスを潰してるだけでほんとにろくな事ないです。
てな訳で前置きが長くなりましたがペシャワールへ。
ラホールやイスラマバードのパキスタン人曰く、
「ペシャワールの人のホスピタリティは半端ではない」
との事でしたので、ここでも迷わずカウチサーフィンを使ってローカルの人のお宅にお邪魔させてもらうことにしました。
というより地元の人と交流するのが主目的で、あまり観光は主眼に置いていません。笑
一人目のお宅はペシャワール大学に通う大学生。
学生寮のような所に住んでいるため、毎回毎回外に連れ行ってもらうたびに紹介される友達の数が半端ではない。笑
握手とハグを毎回かわしてたけど全く名前覚えられませんでしたw
(お昼にいただいたご飯。素朴な味でふつーに美味しい。)
部屋で休憩して、夕方からペシャワール郊外の「charssada」というカブール川とスワット川が合流する川洲へ行くことに。
途中で彼がCSで知り合った40歳のアメリカ人女性もピックアップして三人で向かいました。
(川洲の風景。のどかーーな景色です。)
(川で取れる名産の魚のフライを頂きました。サクサクですごくおいしい。何の魚かはしりません。食べ終わったら盛大にペットボトルや魚の骨などの残飯ごと川に放り投げてました、、笑)
彼女はメキシコで起業しつつも女性の人権に興味があるらしく、普段は大人しいもののそれ系の話題になるとものすごい量の知識や経験が出てきました。
パキスタンはビザが取れたからこの国の女性の状況を見に来ただけで、他のアジアの国は一切行ったことがないらしい。
ホント欧米の人は一つのことにこととん集中するスペシャリスト型の人が多いですよねぇ〜〜
色んなことに興味が移る自分には無理ですわ。会計も監査も全然好きじゃないしそんなんでよく公認会計士なれたなって感じですけど笑笑
八時過ぎにペシャワールへ帰還。
6畳ほどのスペースにマットを敷いて就寝しました。
****
翌日はホストを変えて、UNICEFのペシャワール支部で働く50歳のおじさんホストの所にお世話になることにしました。
この人もまーーーーーこれでもかというくらいお世話してくれました、、、
ご飯は勿論、外に連れ出してくれた時の交通費や食費、お土産やらなんやらまで、、
どういう心持ちを持てばここまで初対面の人をもてなせるのだろうか、、凄すぎるわ(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
お昼ご飯を食べ、ゆっくりお昼寝した後六時ごろからオールドペシャワールを散策。
日中は40度近いので夕方から行動するのがやはり定番のようです。
ここでもやはりクリケットやっている人たちがたーくさん。
外国人なんていやしないので、ホストと自分が英語で話して歩いてるだけで磁石のように人がわらわら集まってきて、いつのまにか20人くらいに囲まれてました笑笑
ここでも子供たちに催促されてクリケットをプレー。思いっきり吹っ飛ばしたらゲラゲラ笑われましたww
旧市街もイギリスの帝国時代の面影なのか、ランプの街灯とレンガ畳がシックですごくいい感じでした。
インドでもよく飲んだチャイを飲みながら休憩して、帰宅。
周りの人達も自分を見るとニコッと笑いかけてくれたり、非常に気さくなひとたちでほっこりします。
ほんとに何処らへんが治安が悪いのか教えてほしいものです。
***
翌日は朝はゆっくりしたあと、午後から歯医者へ。
実はペシャワール初日に魚を食べている時に奥歯の虫歯を治して詰め物を入れてたものが取れてしまったのです、、、泣
(うーーーん、いかにも使いまわしてそうな器具達、、、笑笑)
レントゲンを100ルピー(安っ)で撮ったあと医者が放った言葉とは、、、
「ふむ、この症例は見たことないので歯抜きますか。とりあえずHIV検査を受けてきてください。」
。。。。。
ぇえええ!?詰め物詰めりゃ終わるだけなのになんで抜かなあかんの???
虫歯じゃないし!w
しかもなんでHIV検査なんすかwww怖いよ!!!怖すぎるよ!!!www
というわけであえなく撤退。とりあえず中国入るまでよーーーく歯を磨いて耐えることにします、、、笑
その後ペシャワール大学をぶらぶら。
彼も前のホスト同様ペシャワール大学出身らしい。
すると前のホストに紹介された友人がいて、またわらわら友人紹介の嵐。
(ペシャワール大学構内。)
お、おぼえられねーーーーーw てか覚えなくても会話してりゃいいか。笑
ここでもラッシーをいただき、パキスタンの学生運動についてふむふむ聞いて、また家に戻って昼寝。笑
すごいゆったりした生活送ってるww
六時に一人でペシャワールの隣町、ハヤタバードへバイクで向かい、複合スポーツ競技場へ。
実は1日目のホストがボクシングをかじっていたため、そのコーチを紹介してもらい、ノリの良いそのコーチとスパーリングすることに笑
ちなみにこのコーチ、パキスタン軍人です。
フルボッコにされるの覚悟していきました笑
バトミントンやサッカーなど、主要競技は設備がしっかりしていますが、ボクシングはただの広場でやってましたw
それでもグローブのしっかりしたの貸してもらえましたし、マウスピースももらえました。
ミット打ちをやってからスパーしましたが、ミット打ちから激しいwww
めっちゃカウンター打ってくるし何故かたまに蹴りまで入れてくるし、容赦ないww
ま、まったくお茶目なんだから〜〜☠️☠️☠️
てかそもそも自分ボクサーじゃなくてキックボクサーなんですけどね。
キックでボクサーみたいに踏み込むと蹴り食らうので、全然距離感慣れないです、、
一試合目はホストとやって、二試合目に鬼軍曹とやりました笑
ホストはまだボクシング暦半年くらいなのでまともに戦えましたが、鬼軍曹には完全にフルボッコ笑笑
途中から
「足も使ってこいよ!!」
とか言われましたが、せっかくなのでボクシングだけにとどめて足は使いませんでした笑
でも終わった後にはみんなから温かい拍手が👏👏
(終わった後は滝のような汗かきました。)
パキスタン行ったことある旅人はいても、間違いなく自分と同じ経験してる人はいないやろな〜というよくわからん自信だけは身につきました笑
(ボコボコにやり合った後はみんなでアザーンのお祈り。やはりムスリムですね。)
ペシャワールまで車で送ってもらい、またもや夕食を頂き、帰宅。
ただでさえ暑いのに、外でボクシングやって滝のような汗をかきましたが、スパー終わって寝そべって空を見上げている時は、パキスタンでこんな平和なことをしていることにすごい感動するものがありました。
(よく走ってるデコバス。インドにもよくあるけどこっちの方が質素かな。)
(パキスタン独立記念日が近いため、国旗がそこら中で売られていました。)
夜はホストの友人宅にてやってた宅飲みに参加。
パキスタンはムスリムの国の中でも結構アルコールに厳しい国で、普通のお店にはまず置いてないし、警察に見つかるとかなりマズイことになるらしいですが、自宅に直接宅配してもらったりして若い人たちはかなりの確率でお酒飲んでます笑笑
ビールはなかったけど、スミノフを頂きました。数週間ぶりのアルコールはめちゃくちゃ体に染みるしうめーーー!!笑
危険度レベル4の地域ですが、近所の人も鍵をかけずに出かけていくほど平和な街でした。
でも地元の人も危険な地域だと思われていることを自覚しているらしく、少しでもいい印象を持ってもらおうと周りの人を巻き込んで全力でもてなしてくれますし、旅してきた中で本当に一番人の良さを感じました。
(一番お世話になったアッバールさん。本当にありがとう。)
人の温かみ、文化を間近で感じる旅をしたい方は是非ペシャワールへーっ!🇵🇰
***パキスタン・ペシャワールの評価***
①人柄:10+
②物価の安さ:8
③清潔さ:6
④食べ物:8
⑤自然:6
⑥利便性:5
⑦見所:4
⑧治安:7
⑨気候:6
⑩総合評価:8