会計士兼タピオカ屋の世界二周目ブログ!

茨城県生まれ。3〜11歳まで中国在住、大学4年時に米国一年留学後、7ヶ月の世界一周。公認会計士として監査法人で勤務しながらキッチンカーでタピオカ屋を起業。2019/5/28よりキッチンカー売却及び監査法人を退職して世界二周目へ。いかに後悔ない人生を送るかしか考えていません😋

DAY16〜18 大自然と共に生きる カリンポン・インド🇮🇳

 

6/12〜14

 

ダージリンを10時ごろ出発し、隣町カリンポンへ。

今回もカウチサーフィンを利用。

本当はシッキム州に今日から入る予定だったけど、今回もホストがシッキムにいるもんだと思ってたら隣町だったというオチ。笑

 

まあでも無料で泊まらせてくれるし、こちらから申請しといてまた断るのも失礼やなと思って行くことにした。

 

 

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結論、むちゃくちゃいいホストで最高だった笑

 

カリンポンへはダージリンからシェアジープで三時間ほど。

山あいのこの地域は道が蛇行しまくっており、直線距離だと15kmくらいしかないけど、実際は45kmくらいある道のりだ。

 

あとやたら荷物を途中で積んだり下ろしたりする。

おそらく道路上にある人々の郵便屋さん的な役割も果たしてるんだろう。

日本だったら、

「いちいち止まるな!!客に集中しろ!!!」

とか言って皆んなキレそうだけど。笑

 

 

カリンポンに到着後、ホストはまだ仕事中(学校で先生をやっている)のため、simを買いに行った。

コルカタでvodaphone(昔あった日本のキャリアと同じなのかなぁ)のsimを買ったけど、すぐ圏外になったり4Gがぜんっぜん立たなく、インド人すらも

「oh,vodaphone???thats sucks...」

 

とか言うくらいひどかったので笑、

インド全体をカバーするairtel simを買うことにした。

 

露店にも何故かsimは沢山売っているが、直営店の方が信用性あると思いairtelの直営店へ。

 

ただこれがめちゃくちゃ時間がかかる泣

 

 

普通のインド人ならものの10分で終わるようだが、外国人はパスポートのコピーや住所(インド・日本両方)、父親の名前(何故かインドでよく聞かれる。意味ないと思うんだが)など、めちゃくちゃ手続きが長かった挙句、

 

 

 

 

「パスポートに何故バーコードがないんだ!おかしい!」

 

とか言い始めた。

 

日本パスポートにはそんなものありません。。笑 (icチップは入ってるけど)

 

また、しっかりと印字された住所がパスポートにない!とも言い始めた。

 

 

 

知らんがな。笑  外務省に文句言ってくれ笑笑

 

 

 

結局一悶着した挙句、パスポートの表面とビザのページだけ写真を撮り、自分の写真もその場で取られ(思いっきりふてくされてやった笑)、

simを貰ったが、一向にアクティベートしない。

実は昨日もダージリンのairtelオフィスに行った際にsimを買ったが(そこでは全く揉めなかった笑)アクティベートに1時間かかると言われた挙句1日経ってもアクティベートせずにここカリンポンで再度訪問した経緯があったw

 

結局うまくいかず、30分待ってもダメだったので諦めた。ダージリンの分のsim購入額分も結局帰って来ず。

流石のインドクオリティやなぁ、、笑

 

なんというか自分達の管轄外のことになると全く持って責任を持たないことに対する意識が強い。まぁこれはアメリカとかも一緒か。

 

その後シェアジープ乗り場を探し、カリンポン郊外にあるホスト宅へ向かう。

住所がよく分からず迷っていたが、なんとその場に乗っていたほとんどの人がホストの家の場所を知っていた!笑

どうやら家で小さい塾をやっているらしく、近所の人はみんな知っているらしい。

 

ジープを降り、ご近所さんのお姉さんにホスト宅まで森林をかき分け連れて行ってくれた。

 

丁度ホストが職場の学校から帰ってきたタイミングで、家を案内してくれた。

三匹のワンコと羊がたくさん。

一面森に囲まれていて、夜になると蛍がゆらゆら飛んでいる素敵な所であった。

ワンコ三匹からもすぐに懐かれてしまい、ずっとわやわや遊んでた笑笑

 

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(こんな道をひたすら突き進んでくから最初は不安でしかなかった笑)

奥さんとホストのお父さん、甥っ子と一緒に夜ご飯をいただいた。

本来はカウチサーフィンにおいてはご飯は出す必要性はないのに、

「if I accept the couch surfer, that’s mean you can feel free in my house I will provide everything.」

(私があなたをホストすることにしたってことはあなたはこの家を自分の家のように自由にしていいし、私が三食ご飯をあげるよ)

と当然のように言ってた。笑

 

 

なんていい人なんや泣

 

 

ダージリンのホストもそうだったけど、インド人はインド人でも、彼らはネパール系(チベット系も混ざっている)インド人。

曽祖父の代にネパールから移民でカリンポンに定住したらしい。

 

話す言語もベンガル語でもヒンディー語でもなく、ネパール語。

 

 

チベットが漢民族の移住で変わってしまったように、ここもインド本土の人達の移住でかなり昔とは変わってきたらしいが、全くもって文化がちがうこのエリアは1970年代に独立紛争をしたほど。

彼等は自分たちの文化に誇りを持っていて、自分たちのことを「インド人」とは一度も呼ばなかった。

 

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めちゃくちゃ懐かれたワンコたち

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チベットの旗がはためくお家の周り


 

カリンポンでは特に観光をする訳ではなく、翌日は市内のレストランでひたすら溜まったブログを書いていた。

一気に3記事分も書くと頭が疲弊する。笑

旅していると色々考えたりするけど、左脳じゃなく右脳しかいつも使ってないからだと思うw

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(3日連続で使い常連と化したかりんポン市街レストランのオーナー。チャイ一杯で5時間くらい粘っても全く何も言わなかった)

 

 

2日目最終日の夜もホストと蛍を眺めながら語っていた。

最後に今度小学校でテストがあるからその問題を作ってるんだと言って、問題を見せてもらった。

 

これが想像以上にレベルが高い!!!😂

 

算数とかは日本と同レベルくらいだったけど(村合いの小学校で同レベルなのも凄いけど),歴史とかは世界史の出来事を論述させたりする問題があったり、めちゃくちゃレベル高かった笑

 

しかも全て英語で。😱😱😱

 

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(元SAPIX社会科塾講師の自分でも分からん問題だらけでした笑)

 

ほんと皆さん途上国なめちゃイカンよ。

たぶんあと50年もしないうちに、教育だけじゃなく様々な面で日本はアジアの後進国になる日が来ると思う。(まあ既に中韓・シンガポールに抜かされてる面も多いけど)

 

今はまだ十分な内需があるからいいけれど、英語が話せないから、海外に興味がないから、という理由で視野が日本だけに留まり続けている人は確実に淘汰されるんだろうなぁと痛感した。

 

 

観光はしなくても、考えさせられることの多い日々であった。

 

 

***インド・カリンポンの評価***

1,人柄  8

2,物価の安さ 8

3,清潔さ 5

4,食べ物 5

5,自然 9

6,利便性 5

7,見所  3

8,治安 8

9,気候  7

10,総合評価 7