9/19〜9/23
二週間半にわたったイラン生活にも終わりをつげ、LCCでテヘランから隣国・アゼルバイジャンへ!
butaairwaysというLCCで片道3,200円。笑
空路でいくと日本人は到着ビザが無料なのもあり、トータルで飛行機の方が安いと判断しました!オンラインチェックインしてなかったがために10$取られたのは痛手でしたが、、、泣
一時間半ほどのフライトで無事バクーへ到着。
バクーでもカウチサーフィンを取っていますが、ホストが仕事終わるまで空港で待機。
ウズベキスタンからの乗り換え時にバクーで作業したのと同じようにマックで三時間ほど居座ってブログ更新作業をしていました。
(空港での食事は高い、というのは海外においては常識ですが、この時食べたマックがどうも高いなぁと思ってたらその後市内で食べるより三割くらい高かったです😂
まさかマックまで上乗せ価格をつけやがるとは、、、😂)
夜七時頃になってから空港シャトルに乗車。(100円ほど)
快適なバスに一時間ほどゆられ、市内(中央駅)に到着。
そこからホストが仕事終わりに行っているジムで終わるのを待ち、自宅まで案内してもらいました。
今回ホストしてくれたアゼル人のジャヒドさんは結構寡黙な人でしたが、そのお父さんと親戚のおじさんがめちゃくちゃいい人で、英語は話せないけど毎食作ってくれたりして一生懸命お世話をしてくれました😂
ありがたや〜〜
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翌日。
何故か昨日の夜から急激に歯が痛み始めたため、中心部へバスで向かって(適当に勘で乗りました笑) 歯医者探し。笑
一時間もしないうちに無事非常に清潔な歯医者さんを発見!
勿論予約もしてませんが無事診察してくれ、土日を挟んだ3日後に虫歯治療とインプラント手術を1日でしてくれることになりました!
ドクターも突然の外国人の来訪にすごく嬉しそうで、ここの医療機器は全て日本製を導入しているんだ!といろんな機器を見せながら嬉々として語ってくれました。笑
待っている間はこんなお茶菓子までもらってしまったw 全然日本より待遇いいw
めちゃくちゃ綺麗やん!!!パキスタンと大違いや!!!笑
痛み止めもタダでもらい、その後バクー観光。
まずは中央駅で3日後夜のジョージア・トビリシ行きの夜行電車チケットを確保しました。
二等寝台で35マナト(約2,200円)です。
海沿いにあったアゼルバイジャン全土の村々の人たちのパネル。日本よりも全然小さい国ですが、地域によって顔つきも全然違うみたいです。
その後は地下鉄に乗ってバクー発展のシンボルであるフレームタワーやバクーを一望できるビューポイントを観光。
ビューポイントからの景色。流石第二のドバイを目指してるだけありますねえ〜〜
もう完全にアジア感はなく、建物の作りもヨーロッパです。
東京のような高層ビルはそこまで多くはありませんが、勿論イランのように制裁を受けているわけではないので、あちこちにみるKFCやマック、H&Mなどをみると感動してしまいます🥺
アゼルバイジャンはコーカサス三国唯一のムスリムの国ですが、中央アジア同様「ゆるーいイスラム教」のため、ビールもそこら中で買うことができます笑 このゆるいムスリムが個人的に好きですw
本来宗教は誰かに強要されるものでもないし、戒律をどこまで守るかも自分次第ですからねぇ。
ケバブ屋さんにあった少し酸っぱい牛乳。文化も非常にトルコに近いですね。
夜七時過ぎに戻るとお父さんがニコニコしながら夜ご飯を作ってくれ、親戚のおじさんと共にウィスキーを飲みながらソ連時代のアゼルバイジャンの状況、今の情勢について語ってくれました。
バクーの地下鉄。電車の作り的にも中央アジアとすごい似てる気がする。
やっぱりソ連時代は秘密警察KGBに怯える生活を送っていたようで、ロシア語を強要されたこと、何も自由に話すことができなかったことなどを酔っ払いながら話してくれましたww
ちなみにアゼルバイジャンの言葉、アゼル語はほとんどトルコ語と一緒らしく、ロシア語とは全くの別物です。
同じくトルコ語族のウズベク語、タジク語、中国のウイグル語とはかなり分かり合えるようです。意外とトルコ語もそういう意味では汎用性の高い言語なのかもしれません笑
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翌日。
カウチサーフィンの「ハングアウト」機能を使って知り合ったアゼル人のおじさんにお昼バクーを車で案内してもらいました。
やっぱり一人で観光するより地元の人と一緒の方が色んな穴場に連れて行ってくれるし、圧倒的に深くその国のことを知れるから好きですね〜( ^ω^ )
バクーの奇抜なデザインをした美術館や中心街に連れて行ってもらい、昼食を共にしました。
よくあるI LOVE〜〜の前で。笑
ちなみにバクーにいる異様にはしゃいでいるヨーロッパ系の顔立ちの人は大体イラン人で、服装制限がなく自由に動き回れることにみんなはしゃいでいるそうです。笑笑
(昼食でたべたトムヤムクン。ふつーに美味しかったけど1000円以上した。)
その後カフェでまったり過ごし、久しぶりのジムに行くことに!
ただのジムだとつまらないのでボクシングジムに行き、キックボクシングクラスに参加してきました!(10マナト)
baku fight clibというジムへ行きましたが、トレーニング器具やMMAスタジアム、ロープや縄跳び、シャワーなどかなり設備も整っています!!
1.5hのクラスを受講しましたが、まーーきつい。笑 やっぱ日々歩いているだけだと全然運動になっていないのを痛感するほど、スタミナ不足に直面しました。。😭
スパーリングはやりませんでしたが、3分1Rでひたすらサンドバッグをコンビネーションで蹴らされてヘトヘト。よっぽどスパーやってた方が疲れないわと思いました笑
でもこのジムに来たおかげで何人かのアゼルバイジャン人と仲良くなることができ、ありがたくも家まで車で送ってくれました😆
意外と格闘技は全世界大体どこにでもあるし、現地人と仲良くなるツールとしていいのかもしれません。笑
ジムで仲良くなった友達。彼こう見えてMMAプロらしいです笑
帰宅するとホストのお父さんが遅い時間にもかかわらずご飯を温め直して出してくれました。
優しさが染み渡ります。。。😭
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翌日には昨日ジムで仲良くなった友人達が、土日で休みなのでバクー郊外の観光名所まで車で連れて行ってくれることに!!!
ありがたすぎるー!!
友人の運転する綺麗なプリウスに乗り、まずは数万年前の人類の生活痕が残るコブスタンへ。
ここにある博物館には入場料がかかり、当然のように外人は5倍くらいの料金(それでも400円くらい)を取られますが、アゼル人の友人たちに紛れ込み、サングラスをかけ、ひたすら言葉を発さず笑っていたら無事現地価格で通過できました笑笑
一万年前の人類が書き残した象形文字。
なんか日本にこんな感じの絵文字とかありそう笑
博物館を見て回った後はそこから1kmほど上に登った岩石群へ。
⬆️のような数万年前に描かれたとされる様々な紋様が残る岩石群を見ることができます。
今は山の上ですが、昔はここまでカスピ海の海岸線が広がる小さな島だったそうです。
すげー。
ロシア人ツアー観光客が大半を占める中でゆっくりと見て回り、
今度は泥の噴火口、通称「マッドボルケーノ」へ。
アゼルバイジャンは世界の火山分布の半分を占めているらしく(友人談、検証はしてません笑)、こうやってボコボコと吹き出るマグマが多いのだとか。
ほんとにボコボコ吹き出てます!!意外と硫黄臭くはありません。
実際に泥が吹き出していなくても無色透明のガスが吹き出しいるらしく、ライターで火をつけて近づけるとボッと火が出ました!!!すげえ!!!笑
熱くない沼もあり、温泉と同じでかなりお肌にもいいらしいので、みんなで手を突っ込んだり顔に塗りたくったりして遊んでいました笑
その後プリウスをぶっとまして北部の山間部へ。
グランドキャニオンのような赤い大地が広がっている箇所もあります。ちなみに左の友人が掛けてるサングラス俺のですけどね。
「オメェ写真撮るのうめえな!!!」と言われひたすら何故か自分のカメラでみんなの写真を取らされまくってました笑
すごいキメて撮られたがる人たち笑
到着した先はアスレチックパーク!
入場料もかからず、すごく景色もいいです!!
景色を一望できるここのレストランで夕食!
葉っぱの肉巻き!!美味しいです。
手前は野菜スープ、奥のツボは中でお肉や野菜を自分でぐるぐるかき混ぜる形式の壷焼きです。
案内してくれたみんなに感謝!!!
バクーに戻ってからは旧ソ連圏で有名なチャイハナと呼ばれるカフェで一服し、夜のバクーを車で案内してくれました。
フレームタワーの横にあるアゼルバイジャン独立紛争時の犠牲者慰霊碑。全て同日に亡くなった人。
旧ソ連から独立した国はどこも過酷な独立紛争をやってますよね。。。。
独立の灯火。Eternal fireとして永遠に消えることはないそうです。
基本ずっとアホな会話ばかりしている友人たちもこの時は真面目にアゼルバイジャンの歴史について語ってくれました。
結局ホストの家まで送ってもらい、帰宅したのは深夜12時頃。めちゃくちゃ充実した1日となりました。ありがたい限りです。。。。
***
今日がアゼルバイジャン最終日。
そしてやっと今日歯科手術をしてきました!!
11時予約を30分遅れてしまいましたが、いやな顔一つせず3日前に問診してくれた優しいアゼル人歯医者さんがすぐに執刀してくれました。
奥歯の白インプラント手術、麻酔、X線診察など、3時間ほどつきっきりで診察してもらいました。
これでたったの200USD!!!
日本だったら10万円くらいするし、かつ最初と最後の診察以外はほとんど歯科助手がやったりしますよね。
使用器具も全て日本製の最新鋭のものだし、インプラント治療をするならバクーまで飛ぶ方が航空券を考慮してもお釣りが来る気がしますw
次虫歯できたら絶対バクーこよ。笑
病院風景。並の日本の歯科医院より綺麗です。笑
素晴らしい歯医者様たちと。ほんとパキスタンで虫歯引っこ抜かれなくてよかったw
外人の患者も多く来るらしく、英語もベラベラです。
その後ホスト宅に戻って荷造りをしてから昨日案内してくれた友人と夕方から再会!
ホスト宅のお父さん。アゼルバイジャン語とロシア語しか話せなかったけどめっちゃくちゃいい人だった。くそうロシア語もっと勉強しよう。。。。
お昼過ぎに食べた辛ケバブ。汗だくになるくらい辛かったけどめちゃうま。
バクー中央図書館。代官山のTSUTAYAみたいなめっちゃお洒落な雰囲気です。笑
バクー中心部。噴水も細部まで凝ってるし、こういう所からは経済的に豊かな面を感じます。
友人と夕食を共にし、駅前のデパートのルーフトップで電車を見ながら黄昏ながら将来について語りこみました。
本当にこういう出会いって最高です。いい人ばかりに出会えている自分も本当に幸運だと思う。
夜に夜行列車に乗り込み隣国ジョージアへ!!
いよいよイスラム圏を出ます!!
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***バクー・アゼルバイジャンの評価***
①人柄:9
②物価の安さ:7
③清潔さ:8
④食べ物:6.5
⑤自然:8
⑥利便性:7
⑦見所:5
⑧治安:8
⑨気候:8
⑩総合評価:7.5