7/4〜7/6
コチを早朝に出発し、ボートに乗ってエルナクラムの駅へ向かい、7:40の電車でトリヴァンドラムへ。
どーーせ数時間くらい遅れるだろうと見越してギリギリに着いたら、まさに列車が来たところだった。笑
あぶねーーーまさか定刻で来るとは、、、笑笑
なんと実はこれが初めてのインドの電車旅。
勿論今までに何回かトライしましたが、前日に交通手段を決めていたので毎回満席か数日後しか空いておらず、諦めて毎回バス移動をしていました。。笑
(インドの鉄道。S5と書かれているのは、スリーパー(寝台)5番目という意味)
(途中野菜ビリヤニ30rsを購入。ただの物売りかと思いきや、実はみんなインド鉄道に雇われた人達のようです。)
スーパー定刻を持って出発し、6時間後ほぼ定刻を持ってトリヴァンドラムへ到着。
今回のケララ州・トリヴァンドラムへやってきた目的は!!!!!
本物のアーユルヴェーダを受けに行くことなのです!!!☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
アーユルヴェーダとは!
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アーユルヴェーダ(梵: आयुर्वेद、ラテン翻字:Āyurveda)はインド大陸の伝統的医学である。ユナニ医学(ギリシャ・アラビア医学)、中国医学と共に世界三大伝統医学のひとつであり、相互に影響し合って発展した。トリ・ドーシャと呼ばれる3つの要素(体液、病素)のバランスが崩れると病気になると考えられており、これがアーユルヴェーダの根本理論である。
その名は寿命、生気、生命を意味するサンスクリット語の「アーユス」(梵: आयुस्、ラテン翻字:Āyus)と知識、学を意味する「ヴェーダ」(梵: वेद、ラテン翻字:Veda)の複合語である。医学のみならず、生活の知恵、生命科学、哲学の概念も含んでおり、病気の治療と予防だけでなく、より善い人生を目指すものである。健康の維持・増進や若返り、さらには幸福な人生、不幸な人生とは何かまでを追求する[1]。文献の研究から、ひとつの体系としてまとめられたのは、早くても紀元前5 - 6世紀と考えられている[2]。古代ペルシア、ギリシア、チベット医学など各地の医学に影響を与え、インド占星術、錬金術とも深い関わりがある。
(コピペ元:僕の卒論でも多大なお世話になったウィキペディア先生)
という訳です!!
簡単にいうと、病気になる前に病気にならない体を作りましょう、病気になった時は対処療法ではなくその病気の原因となった根本から治していきましょう、というものです(勝手な解釈)
去年スリランカに短期旅行に行った際に数時間だけ体験してみましたが、アーユルヴェーダの本場南インドに来たからには絶対にやろうと思っておりました。
本当は2,3週間かけて体質まで全て改善するのがベストなのですが、そうなるととてつもない金額となるので、今回は二泊三日でチャレンジ。
なんと!!!
二泊三日で5回のトリートメント、6食の自分の体調に合わせた食事、宿泊費、お医者さんの診察2回、体調に合わせた薬の処方が全て込みになり、17000ルピーほど!(雨季割引)
それを更に値切り、トータル15,000ルピー(25,000円弱)でできることになりました!!
勿論インドの通常の物価にしてみれば高いですが、日本だったらアーユルヴェーダマッサージ2,3回やるだけで間違いなく25,000円は優に超える筈であることを考えると驚安プライスであることは間違いないです!
今回お世話になった「mitra hermitage ayurveda hospital」。
ふつーにめちゃくちゃ綺麗です。笑
t最初にお医者さんの診察があり、自分の体調を伝えます。
僕はインドに来てから動けるものの慢性的に軽い腹痛があったのでそれと、腰が痛い(絶対クソ重いバックパックのせい)のを伝えました。
またお医者さんから30個くらいの質問に英語で答え、自分のドーシャ(体の属性)を決定します。
体の属性には3つあり、ヴァータ(風),ピッタ(火),カパ(水)に分けられます。
僕は質問に答えた結果、ヴァータとピッタの中間という結果が出たので、この体質に沿ったトリートメントを行うことになります。
(トリートメントルーム。額に熱いオイルを垂らし続けるシロダーラは専用の別室があります)
診察後、浴衣に似たトリートメントウェアに着替え、記念すべき一発目のトリートメント!
アーユルヴェーダは全身オイルマッサージをしたりすることが多く、全裸に近い状態(ていうか全裸)でトリートメントを受けるため、必ず同性がマッサージをすることとなります。
フットマッサージ&全身オイルマッサージで1.5時間ほど。
めっちゃくちゃ気持ち良かったです。。
一昨日もマッサージしてもらったけど、流石ホテル専属のマッサージ師なだけあって、めっちゃ上手い。インド人には中々見られない気配りもちゃんとしてました笑笑
その後、夕食会場へ。
メインも美味しかったけど、このスープがフランス料理の前菜かってくらい美味しかった。
五杯くらいお代わりしたかったですが、残念ながら今日はお代わり分は用意してなかったみたい、、泣
翌日からは毎食「Big portion please」って頼んでましたwww
***
夜ご飯後は基本的にやることはなく、皆んな大体10時過ぎには就寝するスーパー健康的生活を送っています笑
昨晩は昼飯食べてなかったのもあり夜ご飯が足りず、ついビスケットを買ってしまいましたが、「高い金払ってるんやからアーユルヴェーダの効果を最大限引き出すんや!!!」
と意気込み4割くらい食べて捨てました。。。笑笑
翌朝の朝食。
南インド定番のイドリーとフルーツだけなのに、なぜこんなに映えるのだろうか。笑
毎回食事前に体調を整える漢方系のドリンクを貰えます。
(これも患者さんによってもちろん違います)
かなーり苦いのが多いですが、その分すごく効きそう!笑
朝食後はゆっくりしてから午前に一回のオイルトリートメント。
背中が慢性的に張っているため、そこはオイルではなく袋を蒸気で暖かくしたものを何回もポンポン当てて筋肉を弛緩させる方法を取ってました。新しい。笑
(宿泊する部屋の前でのんびり昼寝する猫たち。ほんわかしてます。)
(自分用に処方された薬。また最後の診察で状態を見て、その後も継続して飲み続けることができます)
二泊三日か三週間のコースかに関わらず、基本的に午前中に一回、午後に一回のトリートメントを行います。
毎食の時間も決まっているし、人によっては午前と午後ヨガをやったりすると、夕食後以外は意外と忙しいです笑
昼食後のトリートメントは、いよいよお待ちかね、シロダーラトリートメント!(≧∀≦)
(シロダーラ専用トリートメント室)
まずは頭にクリームを塗り込みながらマッサージを行い、座った状態で肩を揉み込んだら、仰向けになりシロダーラ開始。
トリートメント中は顔を日本の美容室でのシャンプー時のように覆われてしまうので詳しくは分かりませんが、ガスボンベで加熱したオイルを専用の壺に入れて額に垂らしながら、少なくなるともう一人の係りの人が継ぎ足すという二人体制で行なっています。
アーユルヴェーダでは額には第3の目(チャクラ)があると言われるほど繊細な場所らしく、そこを一定時間刺激することで脳をマッサージし、ストレスを軽減することを目的としています。
結論、めっちゃ気持ちいいです!!笑
終わった後は非常にリラックスした気持ちになれます!
(大盛り連呼してたおかげで毎回一皿追加されるご飯笑)
(アーユルヴェーダでは水ではなく体を温め血流を良くする(多分)ハーブ茶が朝と夕方サーブされます。これがまためちゃくちゃ美味しい。クッキーも無糖クッキーで、これまた美味しい。)
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翌朝は500ルピーを追加してヨガレッスンを受けることにしました。
先生もしっかりしているし、生徒それぞれ(おっちゃんばっかやけど)の体調に合わせてやるので、結構ゆるめのヨガ。
それでもかなり体をほぐすことが出来ました。
日本帰ったら週3キックボクシング、週2ヨガとかやりたい笑 タコの如く体の柔らかい人間になれる気がする。笑
(ヨガレッスン。深呼吸(インヘェール)してはみんなでボォオオ〜〜〜〜〜って声あげてました。)
最終日の午前のトリートメントは、天井にぶら下げた縄につかまって強さを調節しながら足で
全身を踏んでいくオイルトリートメント!笑
(こんな感じ。最初は縄で叩かれんのかと思いました。)
意外と痛くなくて非常に気持ち良く、終わった後には背中の痛みもすっかり無くなっていました。
昼食をとり、午後また更にシロダーラトリートメントを行なってシャワーを浴びてチェックアウト。
終わった頃には腹痛も無くなり背中の張りもかなり良くなり、めちゃくちゃ効果を実感しています!!
あまーいものや、キンキンに冷えた飲み物も余程暑くない限りあまり欲しいと思わなくなりました。
二泊三日でこれだけ効果が出たので、二週間三週間もやれば確かに細胞から生まれ変われる気がします笑笑
将来金持ちになったらジム、スパ付きのリゾートで2週間くらいアーユルヴェーダやるっていう新たなる夢が生まれましたww
女性は勿論、体が慢性的にだるい、体調が悪い方、どこか痛めている方は是非一度体験してみることをオススメします!!!٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
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(今回はアーユルヴェーダ目的のみでの滞在の為、トリヴァンドラムの評価はなし)