11/20〜11/24
4泊目にしてアイスランド初のホステル(といってもめちゃくちゃホテルと同等クオリティに感じましたが)に4人で宿泊した翌朝。
今日はアイスランド東部(Egilsstadir,アイスランド三番目の街らしいですが人口1万人もいません笑)から北部の町、アークレイリへ向かいます!
東部や北部は、氷の洞窟やダイヤモンドビーチなどの南部の圧倒的な自然と比べると荒野が広がりひたすらリングロード(国道1号線)を飛ばす時間が続きますが、それでも雪山の荒々しい光景は圧巻です。
東部の沿岸ロード。昼でもこのくらい暗かったりします笑
一面雪原の美しい景色が続いていたので車を止めてこんなことやったり笑 見てもらえばわかりますが道はほぼ凍結してます。まーーじで滑ります笑
ハンドルを右に切っているのに左に滑るという恐怖現象が起こります笑笑
北部アークレイリに到着前に、車がスリップして死にそうになりながらもなんとかたどり着いた滝、ゴーザフォス。ここの滝がアイスランドで一番圧巻でした。4WDのスタッドレスでも滑るからね。アイスランドおそるべし。。。。。。
完全なる雪原。
曇天が多かったけど北部に入るにつれて奇跡的に天気が回復して綺麗に撮れました!ここも@ゴーザフォスです。
夕暮れ時。まだ3時半くらいだけど。笑 所々立ち上っているのは天然温泉の湯気です!
今日はゴーザフォスに寄った以外はまっすぐアイスランド北部の第二の都市、アークレイリまで向かいました。
今日はレイキャビーク以来のカウチサーフィン!!!手当たり次第にカウチサーフィンのアプライを送ったんですが、まあ冷静にレイキャビークとここしかほとんど人が住んでいないのでアークレイリでホストが見つかっただけでも奇跡って所でしょう。(第二の都市ですが1万数千人くらいしか住んでいないですw)
ホストの家にて。今日はパスタを作り、ホストからアイスランドのラムスープを作ってもらいました!!多分お店で買って食べると1000円以上すると思うと余計美味しく感じられましたねww
世界中からかれこれ500人近いカウチサーファーをホストしている今回のホスト。この寛大な心本当に尊敬します。しかもビール工場でも働いているらしくビールもタダでくれましたw 俺も日本帰ったら外人をホストしようと思います。
連日の運転で爆睡する人たち。ベットに横になった途端いつものび太のごとく光速で寝ています笑
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翌日。
アークレイリに昨日たどり着いたのは夜9時くらいでそれまでに日が暮れてしまい観光できなかったスポットをまた東側に少し戻って観光しました。
アークレイリから東に30kmほど走ったミーヴァトン湖。なんだこのまるでウユニのような綺麗さは!!!!
昨日通過した温泉スポット(熱すぎてここは残念ながら入れません)Hverirという所。(ここもミーヴァトンから近いです)ここはこんな感じで、
めちゃくちゃ美しいんですが、、、、、
ただ。。。。。
ムッチャクチャ硫黄の匂いが臭いです。
割りかし弱い人は吐くんじゃないかってレベル。笑
一回みんなでこの煙の中に顔突っ込んだら、熱いのとあまりの臭さに失神しそうになりましたwwww
まああったかいんですがねえ。。。。あと地面が泥だらけです笑
また、ここの湖周辺にはさらに熊本の阿蘇山のような火山クレーターも近くにあって、
こんな感じの壮大な景色を拝むことができます。
火山クレーターのバックの景色。
そしてそこからさらに30kmほど車を飛ばすと、デッティフォスというまた別の滝もあります。
なんかほんとアイスランドの自然の壮大さはヨーロッパの中でも次元があまりにも違いますよね。一つ一つが壮大すぎて毎度圧倒されます。この記事を書いている段階でもまだ当時の圧倒的な迫力を感じていた時の感覚が残っているくらい。
一通り昨日飛ばした見所を見終えたあと、またアークレイリへ戻ってきました。
本当は今日中に西部フィヨルドまで行く計画でしたが、夜に北部アークレイリ近郊でオーロラがまた観れるかもしれないとの予報が出ていたため、ホストに無理を言って明日の早朝までまたいさせてもらうことに。
夜のアークレイリの街並み。(Iphoneだとやっぱ夜景撮影に限界がありますね・・笑)
入り組んだフィヨルドの終着点になっています。
アークレイリの夜の光が見えない10kmほど離れた郊外まで車を飛ばしてオーロラ観測を試みましたが、残念ながらかすかに見えた程度で肉眼では捕捉できませんでした・・・・こればっかりは自然現象なのでどうしようもありませんね笑
夜はまたホスト宅でホストの友人も交えて飲み会。笑
アイスランドの物価の高さ、政治面(前のホストはこの国の治世に満足していましたが、彼は元々アイスランド出身なせいなのか、あまり気に入ってはいないようです。)やアメリカとの関係(主にいかにトランプがクソなのかについて笑)などについて寝落ちするまで話し込んでいました。。。。
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翌日。というより真っ暗な早朝5時。
今日中にレイキャビークに到着する必要があるため、この時間に出発。たもつ兄さんがみんなが爆睡する中300kmほど運転してくれました。
10時ごろ到着した先は西部フィヨルド!!
Kirkjufellというフィヨルド地域。
運が良ければここでアザラシなどの大型野生動物にも会えるそうです。
奥にそびえる山は何万年にも渡って地層が積み重なった山で、そのためか層ごとに全く色合いが違っています。
近くにあった滝。ここも規模はかなり小さめですがセリャリャントスフォス同様滝の裏側近くまで近寄ることができます。
聳える雪山群。
本当はじっくりと時間をかけて西部も廻ってみたかったのですが、予定が立てこんでいたため残念ながら数時間ほどで出発。次回是非ゆっくり廻ってみたい!!!
アイスランド旅も終盤。泥に突っ込んだわけでもありませんが、いつの間にか僕たちの愛車もこんな具合に。
夕焼け。ただただ美しい。
その後1週間ぶりのレイキャビークを超え、後半戦の最後のハイライト、ブルーラグーンへ!!!
西部フィヨルドから3時間ほどで到着。高まる〜〜〜!!!
受付。事前予約列と当日列に分かれます。自分たちは3日ほど前に予約していたので事前予約列へ。
ちなみにこのかの有名なブルーラグーンですが。。。。。
一番安いチケットで10,000円(98USD)します😂😂😂😂😂😂😂
ただの温泉に入るチケットでまさか一万円を出す日が来るとは夢にも思いませんでした笑 アイスランドの物価の恐ろしさに改めて戦慄させられます。。。w
更衣室で水着に着替えると、そこには青い泉の世界が広がっていました。。。
たしかにめちゃくちゃ中は広く、軽く数千人が一度に浸かれるレベルの広さです。
一万円の一番安いチケット(笑)を購入しましたが、そこには無料で泥パックをすることができるチケットがついています。
顔に塗りたくりまくるとこんな感じです。笑
ちなみにバーもあって1杯無料でいただけます。もちろんみんなビールをチョイス笑
モノクロでこの人を撮るとまじでゾンビにしか見えませんね。。。。笑笑
このブルーラグーンもぬるーいスポットとちょうどいいスポットにかなり違いがあって、奥の地下から湯を組み上げている所の周りが一番温かいです。それでだいたい40度くらいかな。
ちなみにこのブルーラグーン、元々隣の地熱発電所を建設している際に地下からお湯が噴出して周りが湖になってしまったことから始まったらしく、人為的に作られたものらしいです笑 最初は恐る恐る入ってみた所、皮膚病の人たちの症状が次々と改善したことから効能が認められ、観光地化されたんだそう。笑
ビール一杯じゃ足りず、大量にお酒を持っている姉さんが更衣室からみんなの分のビールを隠れて持ってきてくれて湯に浸かりながら乾杯。笑
かなり高いことは否めませんが、後悔はないブルーラグーンでした!
その後アイスランド最後の自炊をするためにスーパーへ。
この「Bonus」には何回お世話になってだろうか。笑
このお肉1kg4000円以上します。。。半端ねえ。。。。
初日にお世話になったカウチサーフィンホスト宅にまたもやレイキャビークで泊めさせていただき、パスタの自炊。
いやーーーやっぱ自炊が一番美味しい気がします。安いし。笑
それにしてもここのホストの懐の広さが半端ないです。
一緒に飲んでいるとインドネシア軍属としてパキスタンやインドなどの紛争地帯に派兵された時の話や、バリ島の貧乏なご家庭で生まれながらも日本や海外先進諸国を転々としてここアイスランドで家を持てるくらいまでのし上がった話を聞くと本当に泣けてくるというか、勇気をもらいます。
「人は誰でも思ったことを実行する能力がある。ただ僕はそれを信じ、忠実にやり抜いてきただけだよ。」
という言葉が心に刺さりました。。。
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そして本日がアイスランド最終日。
高校時代の友人一人は早朝の飛行機なので車で送り、また仮眠をとってお昼前までゆっくりした後レイキャビーク市内を3人で観光しました。
なかなか他のヨーロッパ諸国にはない面白いシェイプをした教会。
有料(1000クローナ)ですがてっぺんまで登るとレイキャビーク市内を一望することもできます。
教会内部。めちゃくちゃ立派なパイブオルガンがそびえています。
また今日(11/24)はここの教会でオーケストラもやっていましたよ。
こういうホットドックくらいが多分レストランで入れる限界です笑
歩いていると突然カラフルな通りが。アメリカのようにLGBTの通りなんでしょうか。
お昼はアイスランド1うまいと言われるホットドック屋さんへ。ここはホットドックが300円ちょいくらいでかなり良心的でした!
レイキャビークの夕暮れ。 一国の首都ですが対岸はもう何もない山が続いていました。
海岸沿いになぜかあったかいお湯が立ち上るスポットが。なんかすごい貧乏くさい絵すぎて笑ってしまいましたw
なんだかとてもファンキーなお店。流石物価が高いだけあって一つ一つのお店は洗練されている印象を受けました。
アイスランド最後の夕日(晴れて良かった・・)を拝み、空港へ。
レンタカー返却時。ナンバープレートも見えないくらい汚れちゃいました・・・笑
排ガスがくっついて凍結するのでワイパーでも全く落ちず。w 冬にレンタカーを借りて縦走する人は必ずこうなると思います笑
いやーーー本当に濃い1週間でした!! やはり他のヨーロッパ諸国とは比較にならないくらいの大自然だし、みんながオススメする理由もわかります。
物価はめっちゃくちゃ高いけど是非今度は夏の白夜時にも来てみたいし、オーロラリベンジの果たしたいし、氷の洞窟の更なる深層探検もしてみたい!
お金持ちになったらまたすぐ来ます!!!!笑
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***アイスランド🇮🇸の評価***
①人柄:7
②物価の安さ:1
③清潔さ:8
④食べ物:7
⑤自然:10+
⑥利便性:3
⑦見所:10+
⑧治安:10
⑨気候:5
⑩総合評価:8