会計士兼タピオカ屋の世界二周目ブログ!

茨城県生まれ。3〜11歳まで中国在住、大学4年時に米国一年留学後、7ヶ月の世界一周。公認会計士として監査法人で勤務しながらキッチンカーでタピオカ屋を起業。2019/5/28よりキッチンカー売却及び監査法人を退職して世界二周目へ。いかに後悔ない人生を送るかしか考えていません😋

DAY149〜151 ドラキュラだけじゃない美しい街・ブカレスト,ブラジョフ・ルーマニア 🇷🇴

10/20〜22

 


カウチサーフィンのホスト達に連れられていったベリコタルノボのクラブから深夜3時頃帰宅して、6時に起きてバスターミナルへ。

 

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今日は64カ国目・ルーマニアへと向かいます!!

 


(注:ベリコタルノボからルーマニアの首都ブカレストへは国旗の街・ルセを経由するのが一般的ですが、ルセ行きはメジャーな南バスターミナルではなく、郊外の西バスターミナルから発着します!僕はこれでめちゃくちゃ迷いました笑)

 


7時発のバスで国境の町ルセまで向かい、その後首都・ブカレスト行きに乗り換えました。トータルの所要時間4時間ほど。

 


今回の国境越えも非常に楽で、ミニバス車内で全員のパスポートを運転手さんが回収し、まとめてスタンプを押してもらって終了。

まぁ同じEU圏内だからなんですかね〜

 


到着後、ホテルに荷物を置いて行動開始!

  

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(ブカレスト中心部。流石首都だけあって噴水もゴージャス!!)

 

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(ブカレストの教会。日曜なのもあって、豪華絢爛な教会は礼拝者で埋まっていました。)

 

色んなブログにブカレストは治安が悪めと書いてありましたが、昼間歩いている分には特にそういった雰囲気を感じません。

(まあ自分が金なさそうな格好しかしてないからっていうのもあると思いますが笑)

 

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旧市街を少し散歩し、無難なパスタでお昼ご飯を食べた後は、、、

 

 

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バーでラグビー日本代表の試合観戦!!🏉

 


対南アの準々決勝の試合をビール片手にルーマニア 固唾を呑んで見守っていました。

 


結果は残念でしたが、隣のイギリス人たちが慰めてくれました、、笑 ただまあ見れるとも思っていなかったラグビー日本代表の試合をルーマニアで生で観れただけでも幸運ですね・・!!

 


その後は一日メトロパスを購入して市内を周り、噴水広場や凱旋門(パリのちっちゃいバージョンです笑)を見て回りました。

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(やっぱり晴れていると風景の一つ一つがすごく映えますよね・・・歩いていて気持ちのいい通りです。)

 

 

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凱旋門正面。パリの有名な凱旋門とサイズは少し小さめですがほぼ同じ作りをしていますよね。笑

 

 

凱旋門の中の脇の階段を上がる途中では、世界中で風刺画を書く匿名画家・バンクシー展をやっていました。

 

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(銃器を持つ警察の天使。)

 

 

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(この写真とかはすごく現代の報道至上主義をよく風刺していると思います・・・・煽るだけ煽って事実のたった一側面しか見ることのできない報道って何も生み出さないですよね。)

 

 

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(こんな風刺画を書かなくてよくなる社会を願って・・・・)

 

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バンクシー展がずらーっと並ぶ螺旋状の凱旋門を階段を登りきったところに、自然に恵まれた首都・ブカレストを一望できる景色が広がっていました。

 

 

しかしブカレストの街並みを歩いていて思ったのは意外とそこまで美男美女だらけってわけでもないってことです。笑

旅路のトルコやイランで出会ったルーマニア 人がめちゃくちゃ綺麗な人だっただけにルーマニアに期待しすぎてたのかもしれません。

ただ確かに北上するにつれて着々とブロンド率が上がっているようには思いますし、美人さんが多いのは確かだと思いますよ!

 


後特筆すべきなのは、周辺国と違いルーマニアはラテン系の国(文字もキリルではなくラテン文字、スペイン語にかなり似ています)なせいか、人々はかなり陽気で、ヨーロッパの国の中では比較的優しい人が多いです。

 

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夜はハンバーガーとシーシャ!

 


バーガーもとってもジューシーでしたし、久しぶりに吸ったシーシャはだいぶイランとかよりも高くつきましたが、(1台1200円くらいした気がする・・・)調合の仕方が案外上手で美味しかったです!

 

 

 

***

翌日。

 

 

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今日はブラジョフへ電車で向かいます!

二泊分のブカレストの宿を取っていたけれど、わざわざまた戻って北上するのが時間もコスト的にもアホらしいのでキャンセルしてブラジョフに一泊することに。

 


まああとぶっちゃけブカレストは丸一日あれば観光名所自体は十分見て回ることができると思います。首都なのになんか悲しいですが。

トルコのアンカラみたいなもんでしょうか。

 

 

 

そしてブラジョフを訪れた理由は、、、

 

 

 

ドラキュラ城(ブラン城)にいくため!!

 


まあルーマニアといえばドラキュラですからね🧛‍♂️。ここは外せません。

 


電車で三時間ほどゆられ、ブラジョフ駅へ。

 


今日は時間的に厳しいので宿にチェックイン後、市内観光。

 

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ブラジョフ市内ののどかな公園。おじいちゃんおばあちゃんたちが陽気におしゃべりしている平和な雰囲気が流れています。

 

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ブラジョフ市内でお昼ご飯。レストランに行くと普通にアサヒが置いてあってびっくりしました。。!! 日本食レストランでもなんでもないルーマニア料理屋さんです!

 

 

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(個人的に好きだった鳥の軟骨揚げのような料理。めっちゃくちゃお酒に合います。笑)

 


ぷらぷら歩いた後、丘にハリウッドの如く、『BRASOV』とドでかく看板が付いているのを発見し、そこの看板まで登ることに。

 

f:id:masakiworldtrip:20200121124318j:image(ロープウェー入り口。紅葉がとても綺麗でした。)


ハイキングにしてはかなりきつい傾斜を登って行かなければならないため本当はロープウェーがあるんですが、、、

 

 

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なんと土日の17時までしかやってません笑笑

 

 

 

いや、流石にやる気なさすぎでしょwww

せめて日没くらいまではやろうよ笑

 

 

仕方なく徒歩で頑張って登ることに。

 

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(ロープウエーから見えるであろう景色。もちろん歩いて登って撮っています。笑)

 

 


結構キツく、一時間くらいの軽い登山。

ハァハァいいながれ登り切った後は、

 

 

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絶景が待っていました!!!

 

 

 久しぶりに息を飲んだ絶景。

街並みも自然も本当に美しいです。時間もかかり、かなり疲れますが、登る価値はあると思います。ロープウェーは逃してしまうかもしれませんが、夕日の時刻に行くのがオススメです。

 

 

夕日を見ながら黄昏た後は旧市街まで降りて行き、ケンタッキーで軽く食べてから宿へ戻りました。

 

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(で、出た!!!中国企業が運営するミニソーのさらに系列店! もはやローマ字とひらがながマッチすらしていない!w)

 

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(もちろん基本中国製ですが、こんなかんじで微妙に日本プロダクトコーナーもありました。ただ日本の倍くらいします、、、笑)

 

 


明日は遂にブラン城へ向かいます!!!

 

***

翌朝は早めに起床してブラジョフにある有名な黒の教会に行く予定でしたが、、、


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ピンポイントで休日でした、、、😭😭

中にはすごい豪華なパイプオルガン等が並べられてたらするらしいので、ブラジョフに行く方はチェックしてみてください。

 

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澄み渡った晴れの日は本当に気持ちがいいですよね。 ここがブラジョフの中央広場。

そういやヨーロッパの旧市街って必ずと言っていいほど真ん中が広場になってますよね。なんでなんだろ。

 


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外側がカリカリしたシナモンロール。ルーマニア 名物みたいです。 焼き立てはすごく美味しいんですが、いかんせんめちゃくちゃ量が多い、、、笑


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高速バスでブラジョフから一時間弱走ると、ブラン城に到着です!!

観光客もたくさんいます!


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バスを降りてすぐの所にお目当の城はありました!! 意外とそんなものものしい雰囲気はないかも、、、!

 


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入場券を買って中に入ります。

この時はハロウィン間近だったのもあって、お城のあちこちにこうもりが吊るされてました。

 

10/31前の土日だけハロウィンパーティーをやるらしいです。ここのハロウィンパーティーとかいろんな意味で本場な感じがしてすごく面白そう、、笑 10月の土日とか全部イベントやればもっと人きそうなのに笑

 


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アイルランド人の作家、ブラム・ストーカー著の小説、「ドラキュラ」。そのモデルとされているのが、ここを根城としていたワラキア公ヴラド3世なわけです。

 

その「ブラド 3世」の居住スペース。全然普通のお屋敷って感じです。


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中庭からの景色。


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14世紀に建国されたワラキア公国。現在のルーマニア南西部にあった小国でした。
当時の超大国であるオスマン帝国(現在のトルコ)に朝貢することで、大国の属国としての地位を守り抜いてきたのです。

 

ある時、ヴラド3世はオスマン帝国が朝貢の額を引き上げたことに激怒。オスマン帝国からの使徒を捕虜とした挙句殺害してしまいます。

 

その殺害方法が、生きたまま串刺しにしてさらすという残虐なものだったことから、いつしか彼は「ヴラド・ツェペシュ(串刺し公)」と呼ばれ恐れられるようになります。

 

その後、小国の裏切りを許さないオスマン帝国が進軍してきた際、串刺しにされて放置された仲間の死体を目の当たりにすることに。

オスマン帝国軍の兵士は士気を失い、ワラキアから撤退。
結果的にヴラドは小国ワラキアを守りぬいたのだそうです。

 

そういった恐ろしい史実をネタに、小説ドラキュラは作られたのでしょう。。。

 


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こういうのはイメージ通りですよね。実際に拷問器具がどの程度使われたのかは分かりませんが。。。

 


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お城を見終わった後は優雅にランチ。ワイン込みで15€くらいでしょうか。

 

 

ブラジョフに戻り、駅前を卓球やボーリングしながら電車を待ちました。

 

 

次回は(正直ブラン城より圧倒的に印象深かった笑) シビウ、塩の鉱山へ向かいます!!

 

 

 

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***ブカレスト,ブラジョフ・ルーマニア の評価***

①人柄:8

②物価の安さ:7

③清潔さ:7

④食べ物:9

⑤自然:8

⑥利便性:6

⑦見所:7

⑧治安:6.5

⑨気候:7

⑩総合評価:7