9/16〜9/19
イスファハーンから5時間ほどバスに揺られ、テヘランに戻ってきました!
(イランの長距離バス。背もたれもかなり倒せるし快適です。なんか今回は後ろの席だけやけに暑かったですが笑)
(夜ご飯に食べた牛肉サンドイッチ。200円くらい。うまし!)
テヘランでは夜まで市街地をまたイリヤの車で見て回り、早めに就寝しました。
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今日は朝五時に起床し、イリヤを叩き起こして車でカスピ海沿岸の都市、ラシュトへ向かいます!!!
いやー本当に車持ってるのありがたいです、、、
行きは一回給油休憩と朝食にアルフォンソマンゴーを食べ、四時間ほどでラシュトへ到着。
今日はそのまま山間部の観光地、マルスーレへ向かいました。
イランとは思えない鬱蒼とした森の中を走る感じは日本の山間部をドライブしているのそのものでした。
マルスーレは急斜面に段々畑のように家を折り重なって作ってできた集落で、なんと一つの家の屋根が上段の家の道やバルコニーになっているのが特徴です!
イラン人にも非常に人気の観光地らしく、平日月曜にもかかわらずものすごい渋滞してました、、、笑
地元の人たちは伝統衣装を着て楽しんだり、山あいの絶景を撮って楽しんだり。
お調子者のイリヤが観光客として来てる人たちに話しかけ、日本人の自分と写真を撮ってやってくれという口実で色んな人と写真に収まることができました笑 完全にダシに使われましたねwww
この人めちゃくちゃ美人やった笑
まるでカップルのようですが、あって数分くらいです笑笑
それにしても東洋人は全くもっていないのでまるで芸能人になってような気分です。笑
なんかこの神を迎えるようなポーズ取れって言われたww
(動植物に詳しいイリヤに触ってみろといわれ、触ったら電撃のような痺れが走った草。名前は知りません。まじでめちゃくちゃ痛かったです笑)
(この草を触ると痺れを治す効能があるそうです。まじで痛くなくなった。すごいな。)
マルスーレを後にしたあとは車を飛ばしてラシュトのイリヤ宅へ。
彼はここの大学で土日英語のクラスを受講しているのだそう。
(イリヤ宅。予想外にデカイし綺麗!!)
荷物を降ろし、買ってきたKFC的なチキンとポテトを食べて昼寝。早朝出発だったので速攻で二人とも爆睡笑
ジャンクフードを食べてすぐ寝るとか最悪に健康に悪いことは自覚してます、、笑
ちなみにこの国にはアメリカの制裁の影響でKFCやマックなどのアメリカ資本のお店ほぼはありません。
軽いキューバのような状態です。笑
その後夜からラシュト市街を軽く散策。
すごく整然と整備された都市で、建物もヨーロッパ風の建物が多くて、歩いているだけでも楽しむことできます!
夜ご飯に作った冷凍焼き魚とグリーンピース&ワイン。
そうです、イランでは気合を入れれば意外とアルコールを手に入れることができるのです!!!笑 ただし地元の繋がりで売買していることがほとんどらしく、観光客が単独で手に入れるのは至難の技かもしれません。
もはやマブダチの如く仲良くなったイリヤと。
ラシュト市街でも写真撮ってくれとかなりせがまれました。女の子から言われる分にはいっくらでも応じます。w
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翌日。
ゆっくり起床して、ラシュト郊外のカスピ海のビーチへ🏖
本当に湖とは思えないほど大きく、水平線がどこまでも広がっています。
ちなみにこの沿岸部地域は関税フリー地域らしく、通常だと外車には価格の4倍!ちかい関税がかけられるらしいですが、ここはフリーなため、そこら中で見慣れない外車が走っているのを見かけたり、本物のコーラやキットカット、外国製の日用品がマーケットで売られています。
(ただし車はこの関税フリー地域外で運転することができません)
ビーチ沿いでのんびり昼食をとりゆっくりしていると、昨日のマルスーレで仲良くなった南のアフワーズ出身のファミリーが来てくれて、(上の写真でツーショットで撮った女の子も一緒です。誰かは探して当ててみてください笑)一緒に遊ぶことになりました(^^)!
野郎二人ではやりづらいスピードボートに乗ったり、ビーチバレーで遊んだり!
スピードボートに曳航されて楽しむバナナボートみたいなやつでしたが、めちゃくちゃ楽しかったです。みんなギャーギャー言いながらはしゃぎ倒してました。w しっかり女の子たちの親御さんも楽しんでたのが日本の違いやな〜と感じました笑
夜ご飯。野菜の肉巻き。めちゃくちゃうまいw
めちゃくちゃ楽しい時間を過ごした後はみんなで夕食に行き、更にそこからみんなイリヤのラシュト宅へ泊まることになりましたwww
みんな意外とノリがいいです笑
イリヤ宅で女の子たち家族が持ってきていたシーシャで一服。本当にシーシャはイランの大切な文化として根付いています。ちゃんとマイ焼き石とかもありましたw
最高にノリがよく面白かった美人姉妹。ちなみにペルシャ語しか話せません笑
みんなで布団を敷いて、就寝。
勿論家ではみんな速攻でヒジャブを取り、リラックス。
日本だったら正直あって2日しか経ってない人の家にファミリー毎泊まるなんてまずあり得ないと思うと、感覚が全くちがうんだなぁーというのを思い知らされます笑
秘密で手に入れたお酒を飲みながら、深夜まで談笑は続きました。。。🌙
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九時くらいに起きて、3台に分乗してラシュトの東、ラヒジャンと呼ばれる町へ。
ここではイラン産紅茶の茶摘み風景やロープウェイに乗ってカスピ海を一望することができます。
ただこのロープウェイが異様に服装に厳しく、男性はもちろん長袖長ズボン、女性はヒジャブ&更にそこに一枚羽織らなければならないという謎ルールが適用されてましたw
ほんとみんなやりたくないのに無駄なルール作るのストレス溜まるだけですよね・・・笑
海パンで来ていたので、他の人に長ズボンを貸してもらった乗車しました笑
ロープウェイ頂上にあるお茶畑。イランの紅茶は本当にいつ飲んでも美味しいです。
わちゃわちゃみんなで写真撮ったり、お茶して一服したり。
ちなみに頂上着いて監視の目がなくなった瞬間にみんなヒジャブも外してましたw
男メンツで。ちなみに一番左が僕達がだいぶ絡んでた女の子のお父さん。まじで寛大すぎる笑 みなさん本当にいい人でした。。。
ノリノリでダンスをキメる甥っ子さん。家族でこの子だけが若干英語話せましたw
その後、惜しまれながらもイラン人ファミリーとお別れ。
お母さんからは、
「娘が好みなの???だったらあげるから結婚してジャパン持って帰っちゃいなYO!」
とか言ってくれる始末。笑 イラン人がこんなにオープンだとは夢にも思いませんでしたw
その後イリヤと自分は昼食(というより夕方だったけど)を食べに行き、
ラヒジャンの湖畔を散歩。
普段はおちゃらけているイリヤですが、たまにこういう二人の時になると真面目な政治トークになることが多いです。
昼食後湖畔を散歩しながら、イラン革命がいかに人々の不評をかっているか、昔は中央アジアのムスリムの国のように服装もアルコールも全て自由だった時のことを話してくれました。
(イランのおかし作りをしている職人さん。)
その後はラシュト市街へ戻り、バザールで買い出しをしながら市内を散歩。
ここラシュトは帝政ロシアの占領下に置かれたこともあったらしく、市内中心部にはヨーロッパ風の綺麗な建物が並んでいました。
(バザールで買った魚。なんとこの大きさで100円ほど!!!食べるの忘れましたが笑)
夜は家で自炊〜〜〜!
世話になったイリヤに肉じゃがを振る舞うことにしました。
人を巻き込むことがうまいイリヤが友人に電話をかけまくり、ラシュトに住む彼の女の子の友人2人を招待。
まあ一人は所帯持ち・一人は彼氏持ちでしたが笑
(女性に囲まれ楽しそうに過ごすイリヤ笑)
ワインを飲みながら肉じゃがを食べながら楽しくおしゃべりし、夜は深夜2時に。笑
まあそもそも夜ご飯を食べ始めたのが23時過ぎだったんですが笑
イラン人みんな美人すぎます笑笑
僕はこの後1時間ほど仮眠をとりましたが、イリヤはぶっ通しで友人と話し続け、3時に解散してここからテヘランに戻ることに。笑
途中数十分の仮眠を2回ほどはさみ、あまりにも眠そうなので(そりゃそうだ)僕も途中の一本道の高速で運転させてもらいましたが、教習所以来のマニュアル車運転にビビりまくってましたw
でも慣れてくると楽しいです。やっぱりATだとアクセル踏むだけなので眠くなりますけど、常にギアに気を配ってるMTは眠くならないのでいいですw
アイスランドでのレンタカー1周に備えていい訓練ができました笑
8時過ぎに到着し、シャワーを浴び、仮眠して10時に空港へ出発。
本当にイリヤを初めとした色んなイラン人にお世話になりまくりの生活でした!
パキスタン人も鬼の如くもてなしてくれて楽しかったけど、少しムスリムに真面目すぎるかな〜とも思うので、イラン人の一見真面目だけど中身おちゃらけていてオープンな人たちが僕には一緒にいて一番居心地が良かったように感じます。笑
想像通り全く治安の悪さも感じませんでしたし、ビザも別紙発行なのでアメリカ渡航にも影響しません。
是非もっとたくさんの日本人に行ってもらいたいなあとつくづく思ったイラン生活でした!
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***イラン・ラシュトの評価***
①人柄:9.5
②物価の安さ:8
③清潔さ:8
④食べ物:6
⑤自然:8
⑥利便性:4
⑦見所:6
⑧治安:8
⑨気候:9
⑩総合評価:9