11/28〜12/1
首都リヤドからまた飛行機で早朝に飛び、サウジアラビア第２の都市・ジェッダへ！！
リヤドの空港でもしっかりプライオリティパスを活用！
めちゃくちゃ綺麗なラウンジでした！
今回使うのはサウジアラビアのフラッグキャリア、エアーサウディア。
本当はLCCの方が安かったんですが、まあ数千円しか値段が変わらなかったので一回くらいサウジの航空会社がどういうものか乗ってみたくてチョイスしました。
おお、２時間のフライトなのに機体でか！てかファーストクラスまであるやんけ！笑
（左側がファースト専用のタラップ）
ビジネスを通過して勿論エコノミーに座ります。たかが２時間のフライトなのにねえ。ほんとお金持ちが多い国ですね。。。笑
しっかりエコノミーでも画面が付いていて、なんと離陸前に機長アナウンスがあって、みんなでお祈りする時間がありました笑 こういう所は流石サウジアラビアです。。。
無事ジェッダに到着後、Uberでカウチサーフィンホスト宅へ！
自分の寝床。すごいITに強い人で、アレクサで空調と音楽、照明をコントロールしてます。
ただふつーに「アレクサ、Turn off the light!!!」と叫ぶと全室のライトがボンッて消えてホストも叫ぶってトラップがあって爆笑してました笑笑（ちゃんとゲストルームの電気を消せって言わないとあかんらしい）
お家でブランチをいただきました。
今回のホストは肉は食べないけど魚は積極的に食べる菜食主義者「ペスカタリアン」らしいです。珍しいですねえ。魚には感情が動物より少ないし、何よりビタミンなどの栄養が豊富だからなんだとか。
おやつにザクロジュースをホストといただきました。
ジェッダは昼間が３４度近くまで上がり非常に暑いため、お昼は室内で休み、夕方になってから動くスタイルの人が多いのだそう。
（またお昼はお祈りタイムで閉まっているお店も多いです）
夕方になってからバラードと呼ばれる旧市街エリアへ。
これはアラビア半島伝統の長剣だそうです笑
店員さんも快く写真を撮らせてくれましたw
これは短剣バージョン。アラジンの主人公とかこういう剣持ってますよね。
ジェッダはイスラム教の聖地・メッカから１００kmほどの港湾都市で、全世界からハッジ（メッカへの巡礼）で集まってくる人たちの居住地として栄えたためサウジアラビアの中でも最も外国文化に寛容（レベラル）な所みたいです。
来る前はメッカに近いこの辺りが一番保守的なのかと思っていましたが、真逆なんですね・・・笑
ホストと一緒に旧市街を回った後は、友人のいとこがなんとサウジアラビアの結婚式に招待してくれました！！！
これは式場の正門。
ひゃー！むちゃ緊張するやんけ！！
てか友人のいとこはただ自分を招待してくれただけで、彼の友人が結婚式をするらしく、僕は誰が新郎なのもよくわかってません。こんなんでいいのか笑
（ちなみにサウジの結婚式は新郎新婦別々に行い、新郎側は男性だけ、新婦側は女性だけを読んで行うそうです。）
楽器隊の演奏が前触れもなく始まりました。ここまで特に誰か司会進行みたいな人がオーガナイズすることもありません。なんか勝手に進んでいきますw
こんな感じでみんなサウジの正装をしています。
面白半分だったけど、イスラムの格好しといて良かった〜笑
ルールとして決まっている訳ではないみたいですが、スーツやジーパンはめちゃくちゃ浮きますねw
楽器隊の演奏がピークになってきたところでみんな踊りはじめました。奥のグレーの衣装を着ている方が今回結婚される方です。
サウジの国旗を振りかざして踊っています。
ちなみに結婚式が始まった（いつ始まったのかよくわかりませんが）のが午後１０時くらいで、踊りが一通り終わった深夜１２時すぎから隣の会場にてビュッフェが始まりましたw みんな夜行性すぎる笑笑
ご飯は美味しかったですが、ホストと一緒に旧市街でとっくに夜ご飯を済ませていたので全然お腹に入らなかったのが悔しかった・・・・w
友人のいとこと。今回初対面ですが、大の日本好きでめちゃくちゃ仲良くなりました笑
結婚式中もアラビア語が分からない自分をかなり気遣ってくれ、深夜２時くらいに家までしっかり送迎してくれましたし、大感謝です😆
ちなみに今回の結婚式はかなり豪勢だったらしく、その予想総予算は・・・・
大体８００万くらいらしいです。😂😂😂
サウジは女性と男性で結婚式は別々に行うので、
おんなじくらいの式を女性側もしたとすると。。。
大体１６００万くらいするってことですかね😂😂😂😂
しかもこの国には日本のように出席者がご祝儀を挙げる風習はあまりないらしいです。
つぐずく石油パワーのすごさを実感した1日でした・・・・・笑
＊＊＊
翌日。
前日は午前1時帰宅でしたが、今日はなんと、、、
ジェッダの海岸・紅海でダイビングです！！🐟🐡🐟
器具のセット中。いつもやってもらってたからセットがもたつき過ぎてすごい自分の分を手伝ってもらいました笑
一緒に潜った3人で。
ホスト爆睡中。笑
紅海ダイビングはエジプト・ダハブな印象がありましたが、まさかサウジアラビアでダイビングができるとは夢にも思っていませんでしたw
ビーチダイビングだったので大物は見れませんでしたが、ニモを含めた熱帯魚はそこら中でふわふわ泳いでいて楽しいです！
水温も２０後半くらいあり、1mmウェットスーツで十分。
いや〜〜〜楽しかった！！！
ダイビング後のご飯。インド飯ですね。ちゃんと手で食べるのすごい久しぶり。こっちでも特に男性は手で食べる風習がまだあるそうです。
４時ごろ帰宅し、少しゆっくりしてからジェッダに住むアメリカ留学時代のサウジアラビア人の友人に会いに行くことにしました！！！
紅海沿岸にただずむモスク。ここで友人と待ち合わせ。
やっぱり砂漠気候で雨がほぼ降らない分、夕焼けがめちゃくちゃ美しいです。
シアトル留学時代の友人ドゥア（右）とその友達達と合流！車で旧市街やモール、カフェなどを案内してもらいました。ドゥアの友人はインドネシア系サウジ人。インドネシア語は話せないみたいです。こういう東洋系の人がちょこちょこいるのがすごく意外でした。
ドゥアは２年ちょっと前に日本に旅行に来ていて、東京を案内したぶりの再会。その時少しご馳走したのもあって、
「あなたの財布は今日一回も使わせないから」
とずっと意気込んでいました笑笑
まずは旧市街観光。ここは昔のサウジの人が住んでいた伝統様式みたいです。
旧市街は貧しい人が住むエリアらしく、黒人系アラビア人（おそらくスーダン、エリトリア、ソマリアがメイン）の人々が通りでビデオゲームをシェアして遊んでいたりしていました。ただそこまで治安が悪い雰囲気はあまりなく、ただ安いからここに住んでいるという印象。
なんか日本の戦後復興期みたいな光景です。
世界で一番高く吹き上がる噴水。高さ１００mくらい余裕でありそう。
最後にシーシャを吸いながらご飯を食べていました。
今夜もダイビング以外全くお金を出費せず、いろんな人にご馳走してもらってしまいました。。。ほんとに大感謝！！！
家に戻りシャワーを浴びて寝ようとするとホストの家の猫ちゃんが潜り込んできて、スヤスヤ寝始めました。自由ですな・・・笑
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翌日。
早朝８時半の便でタブークへ戻る予定で、お別れも済ませましたが。。。。
（ハスキー可愛かったなあ）
まさかの飛行機に乗り遅れました😂😂😂😂
国内線だし４５分前までに行けば大丈夫でしょと思っていたら
「搭乗手続きは１時間前までだ。２階に行ってチケットを買い直せ。」
と問答無用の対応をされました。。。。。。
５５分前に行って拒否されるとか聞いてないよ。。。しかも国内線やんけ。。。。
しかもLCC（flynas)でタブークまでは1日１便しか飛んでおらず、他航空会社の便も今日の便は軒並み３万近くするボッタクリ具合。
大人しく１万くらいで明日の便をとり、ジェッダにもう一泊することにしました。。。。笑
ホスト宅に出戻りして、昼寝をしてから、
ジェッダ郊外の乗馬体験に出発！！！
ちなみにこれがサウジのガススタ。１リアル３０円くらいなので、レギュラーガソリンは４５円/リッターですね。笑 これでも高くなった方らしいです。
４年前にキューバ・ビーニャデルマールで乗った以来の乗馬でしたが、今回乗ったおウマさんはすごく大人しくていうことを聞きやすく、結構楽に乗ることができました。
ただ他の馬が走っていると走りたくなるのが馬なので、一回時速60キロくらいで爆走されて死ぬかと思いましたが。笑
ジェッダ郊外の砂漠の夕日。
馬に乗りながら夕日を拝めるなんて、どんだけ優雅な生活なんでしょうか。
きっと神様が今日飛行機に乗り遅れろと伝えてくれたに違いありません。笑
１時間半くらい乗馬をした後は砂に敷物を敷いてご飯タイム！！！！
チキンビリヤニがメインで、お好みで辛味をつけて食べます。これがすごく美味しくて、みんなが話している間にバクバク食べまくっていました。w
その後はじゃれ合っている犬や馬達を横目に夜遅くまでおしゃべり。
世界２周目に出発した時は考えもつかなかったサウジアラビア渡航。
ビザ代は高かったし、イスラエルからの越境もだいぶ大変でしたが（これはこのルートを取った自分が悪いですが）本当それに見合うだけの価値があったサウジ生活でした。
何より今、日本の明治維新の開国時代のような変革期にある時に、古いサウジとリベラルな新しいサウジの両方を見ることができたのは大きいと思います。
ロシアも来年には完全にビザフリーになると言われていて、いよいよ全ての主要国に事前ビザなしでアクセスできるようになった日本パスポート。
機会があれば次の海外旅行先に是非サウジアラビアを選んでみてください！！！
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＊＊＊ジェッダ・サウジアラビアの評価＊＊＊
①人柄：8
②物価の安さ：5.5
③清潔さ：6
④食べ物：6
⑤自然：7
⑥利便性：1
⑦見所：7
⑧治安：8
⑨気候：7
⑩総合評価：7
